月曜日。

今週から新たな日々のスタートだ。

今日から早速スタートを順調にやらなければ今までの二の舞だ。(二の舞どころじゃないかもしれないが)

ようやく今までよりは早く出発できた私は、水道橋では降りなかった。

今日は別の場所にまず用があったからだ。

正しくは『今日から』と言うべきかもしれない。

これから私は、水道橋ともう一つの通い場所を行き来する事となる。

今までの過ごし方の改善、そして来年度の進路のため、私の戦いは今日から始まる。





その後、一旦その場を後にしてあらためて水道橋へ。

今日は日本法制史をやった。

今回受けたのは、『執心切れ一札』についてだった。

これは『未婚男女関係の解消』のための文書である。

当時、『お試し期間』としての婚姻もできたとの事だ。

もちろん、お試し期間だけに必ずしも婚姻本編に至るとは限らなかった。

その時においての離縁状だったのだろう。

婚姻本編になれば、離縁する時に妻から何を合法的に要求されるかわからないからそうしたのだろう。

もちろん、妻側から執心切れ一札を出す時もあった。

駆け込み寺で離縁の決定的証拠のために半限越えしない形で作成を求めていたとの事だ。

口約束というのは、事実であろうとディアルガ様かセレビィに協力してもらわない限り信用できるものではない。

念入りをしたいなら、形而下ではない証拠を出せるようにしよう。



余談だが、妻は過失がない限り離縁の時は夫の財産を好きなだけ持っていく事ができる権利があったという。

こうゆう場合、大概は出来る限り持っていくのがほとんどだろう。

しかし、『今昔物語』では、離縁しようとした時、妻が財産を好きなだけ持って行っていいのになぜいらないと質問した夫に対して『夫より価値のある財産がどこにありましょう』と答えた事により、復縁したという逸話がある。

ある意味、こうゆう制度は夫婦愛を試すラストチャンスとも言えるのかもしれない。

『金の切れ目』というわけではないだろうが、本当の夫婦ならばものではなく、『相手本人がこの上なく好きだから』という縁であってほしいものだ。





講義を終えた後、私は再び次の場所へ向かった。

今まで適当に空いていた日をグダグダに過ごしていた私にとっては今回の新たなスタートはいい機会だ。

乗り遅れないようにするのがまず第一の使命だ。





もう後戻りも現実逃避もできない今、私は今まで以上に事を成し遂げられるようにする、それだけ。

戦いはこれからだ。

二つの舞台と共に今までにない戦いが今始まる。