早めに帰省したとはいえ、特にやれる事は、市川の時以上に限られている。

ないわけではないが、やはり市川にいる時よりも出来る事が少ないのが実状だ。

周囲も身近も平日は当たり前の事をしてる中、私だけはテキトーに過ごすだけ…

こうゆう事への黙認が正直怖くてならない。

というのも…





昨日の夜にわかった事だが、結局私は最終試験である故郷の公務員試験も受かっていなかった。

…準備もろくにしなかった私には当たり前の結果なのだろう。

これで卒業後の進路は就職活動続投決定だ。

今の環境からしたら、今回みたいな状態で受かってもいい働きぶりはできない事になる以上、この落選さ合理的と言えよう…

それについて、ここにいる間に何か言われないかが今唯一気掛かりな事だ。

今の私は、どこにいても浮いているような気がしてならない…





平日に何もやる事がないのはこんなにも空虚を覚えるものだったのか…

これなら無理して早く帰って来ない方がよかっただろうか…

早く来ようが、遅く来ようが帰省した後は変わらないだろう。

寧ろ、早いうちに事は済ませておくべきだ。

決して逃避したいわけではない。

ましてや、今の私にはもうその場のがれの場所すらない以上は…





その日の夜、私はこれからどうするのかについて話をした。

デジャヴか…こうゆう説教の環境は、もう何度も経験している。

この堂々巡りの中をいまだに抜け出せないままでいるのが痛感される。





就職先をなくした私に残された卒業後の進路は、『大学院に通い、予備校に通う擬似ダブルスクールで次回の公務員試験を目指す』という事だった。

そのためには、これから大学院に入るための対策といつ頃から予備校に通うかを調べなくてはならない。

やる事のない故郷ではいい行いにはなるとは思うが…

もちろん、ただそれだけをやればいいという事は前提にはしないつもりだ。







こうゆう環境にあるのに、対岸の火事みたいに実行力がないなんて…

私は、本当に弱いなぁ…

これ以上ごまかしきれない環境にいる事を私はただ痛感していた…