土曜日。

いつもなら、聖☆おにいさんの舞台に行くはずなのだが、今日は急遽別の場所へ行く事になった。

それは故郷、そう実家である。

本当は来週のつもりだったのだが、教科書の予想外の値段と故郷にいる間に未納だった光熱費が一気に押し寄せて来週までもたなくなってしまったのだ…

言わば今回は生活費支給のために帰省するという事になる。

わざわざこうしなくてはならない事は、私がいかに支えがないと暮らせない事への情けなさを痛感させる。

その情けなさをこれから解消できるのだろうか…





気温の変わり目の激しさか今日も私は朝方から調子が悪かった。

マァ、単に寝るのが遅いからなのだろうが…

帰省したのをエンジンにどうにかして生活リズムを取り戻さなくちゃ…



昼過ぎになり、私はあらためて市川を後にした。

本当はもっと早く出発するべきなんだろうなぁ…

市川に戻ってからずっとこんなんじゃあ…

市川に就職出来なかったのは、こうならないようにするためなのだろうか…

だとしたら、私が本当に就職すべき場所は…



残された電池が切れるまでひとまず私はチラーミィの厳選をしていた。

タランチュに続き、今度はチラーミィの理想個体をゲットしたのは恐れ多い事だ。

マァ、しばらくバトルの機会がないからそうなれたという事にしておくとしよう。

車窓からは時折彼岸花の姿が確認できる。

中には、情景の模様を彩った彼岸花もあった。

秋の象徴は、彼岸花もその一つなのかもしれない。



前回も同じ理由で帰省した事とその洗礼を受けた事もあるだけに、今回もそれなりの洗礼を受ける事となったわけだが…今回はどうなのだろう…

浪費というよりも、定期や光熱費、そして教科書代にほとんど持ってかれたというのになぜもうなくなったのか自覚が持てない状態だ…

マァ、いずれにせよ事実である以上、弁解なんて通じないんだろうけど…



あらためて私は市川で予想外の出費にならないようにしなくてはならないなと思った。

教科書はもう大丈夫だろうが、そうでなくても気を抜きすぎないようにしなければならない。

特に、払わなくてはならない事に関しては予想外の事にならないようにするべきだ…

こうゆう支援がなければ市川で最低限の暮らしができない事をあらためて痛感した緊急帰省だった。

これからまた帰省の目的から外れないようにする事が私の使命になりそうだ。



市川にいる時には聞けない鈴虫の声が窓の外から聞こえてくる。

こうゆう場所だからこそ実感できる秋に対する実感だ。