9月。

大部分の人は、学校生活再開となっているわけだが、私はまだである。

おそらくこの時期が最後の夏休みと言う事になるであろう。

来年度からの夏休みは、私としては『就職しなければ大罪』というべき事になるのは明らかだ。

今日は防災の日でもある。

私がその存在を知ったのは、小学生時代の頃で、意味を知ったのは日本史を本格的にやった高校時代だ。

今から88年前の1923年、有名な関東大震災が発生した。

その関東大震災が発生したのが今日なのだ。

今年度は、明らかにそれを上回る惨事となった『東日本大震災』が発生したわけだが、関東大震災と今の技術力と比べたらもしかすると3月11日も近いうちに何かの日になるかもしれない。

特定の日をある日と設定するのは、『その日を後世の人に伝えるため』にある。

終戦の日もその代表例だ。

すぐにではないにせよ、3月11日も今日みたいな日になるのは間違いない事だ。





学生としての夏休みもあと18日となった今日、私は新たな道を少しでも気付けるようにするために公務員試験の勉強をしていた。

やっぱり数的推理や判断推理がつまずくなぁ…

この二科目の場合、問題を一目見た瞬間『あー、はいはい』という形で解読するのが理想のようだ。

この程度の問題に時間をかけすぎてはいけないというわけだ。

私の場合、その解読方法すら浮かばないという事態と化している。

今はこの二科目をどうにかする事にあるかもしれない。





今の私を気掛かりにさせているのは、公務員試験だけではない。

今日から学校の成績発表が始まる事となっているからだ。

今回の成績発表は、私にとって卒業に関わる不可避な事態なのだ。

単位に限らず、ここでとらなければ卒業できないという事態にまで発展している。

今の私は、結果が明らかになるまでひそかに安心できない環境にある。

祈る事はただ一つ。

ただ過ぎただけで終わる事になりませんように…





午後になり、私はようやく数的推理のまとめを始めた。

なかなか終わらないものって、どうしても投げ出しちゃうんだよね…

今すぐ形にならなきゃやってる事のモチベーションが上がらなくて結局他の事に手をつける、それが私の悪い癖だ。

ようやくそれを少し克服できたと言えるかもしれない。

もちろん、それだけで浮かれるわけにはいかないが…

私が市川に戻る頃はどうなってるだろう…

少なくとも時間を事後的に潰すような過ごし方はしないようにしなきゃなぁ…

気がついたら今日のニュースを見忘れるほど進めていた。

実際はこれが理想なのだろう。

時を気にしている時点で真剣にやってないも同然だ。

午前中も午後もこんな形でやれるようにしなきゃなぁ…





結局今日は来なかった。

成績通知は、故郷に来るようにしたはずなのだが、大丈夫なのだろうか…

もちろん必修科目の方もだが…

来なかった所で不安を背負う形でモラトリアムが延びただけである以上、安心はできない。

ひとまず安心するのは、必修科目を修得しているのがわかってからだ…





夜になり、天候が急に荒れ始めた。

台風12号がここに来ているのだろう。

私がいる場所に当たるのは明日辺りらしいが…

台風が過ぎようと、私にはこれから色んな台風と戦う事となる。

自然災害の台風など、まだまだ序の口だ。





ひとまず、今は市川に干したままの洗濯物とシーツが気掛かりだ…