誕生日、そして帰省から一夜…



今日も故郷は、ゾロアの嫁入りとチェリム満開の天気を行き来した空だった。

それとは違い、私自身は今も曇り空だ。

今回の曇り空は、昨日の誕生日の時みたいにまた晴天になる時は来るのだろうか…

できるなら、故郷にいる間に…






午前中は急遽、散髪に行く事にした。

その理由はこの後の事にあった。

散髪を済ませ、昼ご飯を済ませた後、私はまず服を買いに行った。

ワイシャツがなかったので、それを買うためだ。

故郷にワイシャツがなかったのは、市川に全部持っていったからであろう。

大部分の試験は、市川にいる環境で受けたのだから…

その後、クールビズに着替え、あらためて志望先の職場に向かった。

ただ手続きをするためとはいえ、直に会うならば身嗜みはよくしておかなければならない。

…私も自分から進んでそう思うようにしなきゃなぁ…

総務課へ行き、書類を提出して受験票を作成してもらった。

これが最後のチャンスである…

決して妥協ではない以上、もう後戻りするわけにはいかない。





帰宅後、私はひとまず助走形式で数的推理の復習をやった。

教養科目の場合、数的推理と判断推理の正解数によって合格が左右されるらしい。

だから市川はふるい落としにあったんだろうなぁ…






抽象的ではあるが、市川に今月中にまた戻れる機会を得る可能性ができた。

それまでに公務員試験の対策に積極的に取り組むようにしなければならない。

そうでなければ市川に戻った後も本末転倒な事に成り兼ねない。

故郷にいる間にその助走をつけられるようにする。








故郷にいる間、私は精神科病院には通えない。

しかし、ただ通院してるばかりでは解決しない以上、今回の帰省は一種の精神療法になるかもしれない。

出来るなら、この帰省の間に精神病を完治させたいものだ。

そのためには、やっぱりここからもしばらく離れた方がいいのかなぁ…








市川とは違う田舎を象徴する故郷。

今日も蝉の鳴き声や鈴虫の鳴き声が夏を象徴するように響き渡っていた。