金曜日。

ようやくという形で今週も週末を迎えた。

しかし、今週もとは言えないような迎え方になるという事は私に限らず、誰一人として知るよしもなかった…



晴天の中、私は今日も適当な過ごし方をしていた。

その時、何かがきしむような音がした。

強風だったので、そのためかと思った瞬間、その仮説はあっという間に覆される事となった。



部屋全体が突然大きく揺れたのだ。

私は急いで自宅から外に出た。

自宅を見てみると、なんと自宅が家ごと揺れていたのだった。

今まで大きな地震は体験したが、家が丸ごと揺れる地震はこれが初めてだ。

だが、これはほんのかけらに過ぎなかった。

震源地は『デイ・アフター・トゥモロー』のように津波が集落にまで及ぶ事態になっていたのだ。

これはスマトラ島地震とピッタリ同じような気がする。

今回の地震は日本史史上最大規模の地震との事。

事態が完全に終息するまでの間、ある意味安心できないのは確実だ。

しばらく私は揺れの原因が寒さなのか、地震なのか、恐怖感による震えなのか区別のできない中にいた。