理由となった出来事当日。

今回の帰省はこのためだった。

そうでなければわざわざ向こうから帰ってこいと言われない。

この週に帰省した5日後にはもう長期帰省になる事を考えたらそうだ。

なかなか布団とこたつから出られないほどの寒さの中、私はようやく起床した。

今日は何の日だったか。

それは…



多少早いのだが、おばあちゃんの三回忌だったのだ。

実質まだ2年になるのだが、ここで数え年のように三回忌として扱うようだ。



上村花菜さんの気持ちをあらためて実感したような気分である。

まずはしばらくして駐車場の係をやった。

夏休み以来の事だろうか。

結果的に2台だけだったが…

その後、あらためて三回忌が始まった。

お経をお坊さんが読む合わせて私達も読んだ。

こういう時の集中力を勉強に活用できるようにしなくては…

その後、お墓へ行き、線香とおさごを供えた。

その後は昼ご飯となった。

昼ご飯の間は周囲の人は久々に会った人もいるからか、雑談をして盛り上がっていた。

私の場合、ただでさえ同世代の人が少ないのでほぼ孤立状態だった。

だが、それでも私はモバイルに依存はしなかった。

こういう環境でモバイル染めになるのはいけないと自覚しているのだから…

こういう癖を他の機会でも直せるようにしなくては…

そのさなか、隣にいた遠い親戚ではあるが、初対面のように詳しく知らない人から話し掛けられた。

その人は、学部は違ったが、私と同じ大学のOBだった。

それを機にその人としばらく雑談をした。

やはり、今は孤立していても個人的な事をせずに機会を待つものだというわけだ。

昼ご飯を終えてしばらく経った後、参加者達はそれぞれの場所へと帰っていった。

こういう時でなければ会えない人だっている。

だからこそこういう時は出来る限り着いていけるようにする形で大事にしなければならないという事だ。



自宅に戻った後、訪問していた親戚や従姉妹達と共に時に適当、時に手伝いをして過ごした。

従姉妹との話も近頃はこういう時でなければする事がない事が多くなった。

これも私達の知らないそれぞれの理由があるゆえの事なのだろう。

私自身もそうしなければならない立場にあるだけに…


従姉妹がこの場を発ってしばらくした後、私も自宅を後にした。

今週は2010年締め括りの週。

まず明日の試験を最初に出来る限り錦を飾って故郷で年末年始を迎えられるようにする。

今はただそれだけだ。

市川での日々を出来る限り楽しむというのもひそかに含めて2010年の締め括りを果たそうと思う。



17時57分、電車は私を乗せて故郷を後にした。

外はすっかり夜である。