シッポウシティを目指して旅を続ける一行。

サトシくん達は川辺を歩いていた。

すると、後ろから何やら人の声が聞こえた。

振り返ると、原作をやった人なら覚える気がなくても知っている見覚えのある人物が走ってきた。

マイペースガール、ベルちゃんである。

その時、ベルちゃんはあろう事か突然バランスを崩してそのまま前回に続くかのようにサトシくんとデントさんをタックルしてしまった。

その勢いでサトシくんとデントさんは近くの川に落ちていった。



あらためて本編へ。

ベルちゃんはかなり執拗なくらいの勢いで謝っていた。

さて、ベルちゃんがここに来た理由、それはアララギ博士におつかいを頼まれたからだった。

ジムに挑戦するというわけで、バッヂケースを届けに来たのだ。

ちゃんと原作通りになってるというわけだ。

というわけで早速…

……………



二人の服が乾くほど待った後、ようやく発見した。

あの大きさのバッグでなぜそんなに探すのに手間がかかるわけ…?

鍵と比べたらわけないはずなんだけど…

バッヂケースは埃まみれだった。

埃をはたいた後、あらためてバッヂケースをゲットした。

その様子を木の陰から誰か(ほぼバレバレだが)が見ていた。

ベルちゃんはやたらカメラ目線が目立つ。

もし、私がいたら『誰に向かって話してるのさ?気持ちはわかるけど…』とつっこむに違いない。

ベルちゃんにバッヂをあらためて見せてほしいと手渡した瞬間…



誰かがそれを引ったくるように奪い去っていった。

追跡すると、そこにいたのはバレバレかもしれないが、チラーミィだった。

チラーミィは奪ったケースを尻尾で掃除していた。

チラーミィは綺麗好きなポケモンなので、埃まみれだったケースを掃除するために奪ったというわけだ。

ベルちゃんはあのチラーミィをゲットする事を決意した。

ベルちゃんが繰り出したのは、救済火豚の進化系チャオブーだった。

いざ尋常に。



チャオブーがたいあたりで先手をとったが、チラーミィの素早い動きにかわされた。

負けじとチャオブーはニトロチャージを発動して反撃した。

だが、それもかわされた。

地団駄を踏むベルちゃんとチャオブー。

その行動は似てるというよりもほぼピッタリ同じだった。

その時、チラーミィは耳をミミロルのようにふさいだ。

そして…



たぁ―――――――――――――――っ!!



これを思い出すとも言えるハイパーボイスを発動した。

これにより、チャオブーは動きを止められた。

チラーミィの連撃は続いた。

それに合わせてチャオブーの背後に近づき、今度はくすぐるを発動した。

くすぐるに対してはアイリスちゃんは呆れていた。

選手交代。

いざ尋常にピカチュウ…と思った矢先…

久々の猟虎戦士登場。

とはいえ、前回もひそかに出ていたのだが。

たいあたりで先手。

そこへベルちゃんが勝手にハイドロポンプと指示…みずでっぽうならともかくとしてそれはまだだってばよ…

あらためて代表技シェルブレード!

今回はかなりかっこよくロックマンゼロのゼットセイバーのような形だった。

そこへまたもベルちゃんのでしゃばり。

それによってスキをつかれ、くすぐる+おうふくビンタで反撃された。

一応まだ立てたが、案の定ピカチュウと選手交代となった。

デジャヴか…?

これじゃあ、救済火豚の時と同じやないか…

そういざこざしている矢先、チラーミィはハムスターのようにバッヂケースを頬張って逃げていった。



一方、山を越えた先にあるシッポウシティではロケット団が潜伏していた。

博物館を狙っているようだが、今は逃走ルートを確保する事を優先する事にした。

この様子ならまだ行動はしないだろう。





一方、サトシくん達はチラーミィを探していた。

そこへベルちゃんが一つの案を出した。

ベルちゃんは、デントさんに綺麗な食器はないか尋ねた。

デントさんは毎日綺麗に磨いているというスプーンを取り出した。

さすがはソムリエ。

食器の清潔感も怠らないわけだ。

と思った矢先…

ベルちゃんはそのスプーンを地面にガリガリやった。

チラーミィは汚れたものに食いつくというわけで、汚れた食器を囮にチラーミィを捕まえようという作戦に出たのだ。

ありきたりなトラップにアレンジしていざ実行。

クロッシュというメインディッシュに被せる食器をかごみたく配置した。

デントさんはソムリエのプライドもあってか、食器をあんな風に使われて『orz』状態だった。

食器をあんな風にされただけに、これが本当の『食器ング』というわけで…

…言うんじゃなかった…





しばらくして、ツッコミどころがありすぎるかのように見事にチラーミィが現れた。

スプーンに食いついた瞬間、ひもを引っ張りチラーミィを捕まえた。

だが、スプーンをくわえクロッシュを被ったままチラーミィはそのまま去っていった。

…っていうかあの時点でトラップだって気付くだろ普通。

ヨルノズクやツタージャがわざわざ知能が高いと解説されてるのにはこういう理由があるのかな…

あらためてチラーミィを追跡。

舞台は浅瀬だった。

チラーミィは、木の上でさっき奪った品物を悠々と掃除していた。

続いてサトシくんが再戦。

出したのは、真面目誘惑草蛇ツタージャだった。

メロメロを発動してチラーミィの動きを封じる作戦にでるというわけだ。

…っていうかあのチラーミィってメロメロ効くの?

チラーミィってだいたいは…

そう私が考えた時…

真面目誘惑草蛇はチラーミィに向かってメロメロを放った。

ところが、かわされてしまった。

そこへ…

なんとチラーミィがメロメロを発動したのだ。

特性ならわかるけど、技として使うとは……?

なんと、そのメロメロが真面目誘惑草蛇に効いたのだ。

…あのチラーミィは♂ってか!?

それを強調するかのように、『カッコイイチラーミィ』の描写が現れた。

メロメロはたいてい♀が使うのがほとんどだけに、今回は予想外な展開だったと言えるだろう。

チラーミィって珍しく♂の割合が♀より少ないポケモンなんだけど、その割にああいうチラーミィにするのはかなり意外な気がする。

真面目誘惑草蛇に合わせて少ない性別の個体にしたのかもしれないけど、やっぱりチラーミィファンからすれば…(さっさと続けろ)





選手交代。

性別が同じピカチュウでいざ尋常に!

アイアンテールで先手。

チラーミィはそれをかわした。

連撃はまだ続いた。

でんこうせっかでチラーミィのスピードについていった。

そして再びアイアンテール。

チラーミィも負けじと尻尾で対抗。

尻尾の打ち合いは互角だった。

水しぶきが小雨のように一時的に降り注いだ。



二人の戦いを見守る三人。

ベルちゃんの手持ちについて聞くと…

ベルちゃんは『チャオブーだけよ』と即答した。

二人はマメパト以来のずっこけを見せた。

ちなみに私もだ。

机の上に額をぶつける形で今回はずっこけた。

そのため、ルポ用のメモ紙に額の汗の跡がついていた。

箱入り娘のベルちゃんは、つい最近まで過保護の父親により、なかなか旅に出してもらえず、ようやく旅に出れたとの事。

ちゃんと設定も原作通りになっているというわけだ。
ちなみにバッヂは2個あるとの事だ。





水しぶきが止んだ瞬間…

チラーミィが耳をふさいだ。



たぁ―――――――――――――――――っ!!



チラーミィがハイパーボイスを発動した。

チャオブーはさっきこの技で怯んでスキを作られたが、ピカチュウはなんとか踏み止まった。

しかし、チラーミィのラッシュは続いた。

ピカチュウの背後に回り、くすぐるを発動した。

しかし、ピカチュウは最後まで耐え抜き、今度はチラーミィがダウンした。

今だ!

…と先に言ったのはまたもベルちゃんだった。

だからでんじほうは覚えてないってばよ。

あらためて…

ピカチュウは10万ボルトをぶつけた。

そこへ選手交代。(一部強制)

ベルちゃんが前に出てゲットの準備をした。

おいしいところを持ってかれるような雰囲気だが、サトシくんは今回ゲットするつもりはないので、そこはよしとしておく。

…ところが。

またもベルちゃんはモンスターボールを見つけられない失態をおかした。

だからそのバッグでなぜモンスターボールをすぐに見つけられないかな。

そもそもゲットするつもりならスタンバイしておけっつーの!

その間に弱っていたチラーミィは正気に戻り逃げようとした。

その時、ベルちゃんはようやくモンスターボールを見つけた。

モンスターボールも埃まみれだった。



…埃まみれ!?



それに本能的に反応するかのように、チラーミィは引き返してベルちゃんのもとに来た。

そしてベルちゃんの体を上り、モンスターボールを尻尾で掃除した。

逃げる事よりも、汚れの方が気になるというわけで…

綺麗にしなきゃとモンスターボールの埃を払った瞬間…



カチッ!



チラーミィの尻尾が開閉スイッチに触れた。

そして…






チラーミィはそのままゲットされたのだった。



ええ――――――っ!?



何とも呆気ない終わり方だった。

結果オーライというわけか…

人の体を何の躊躇いもなく、堂々と上るのはベルちゃんらしいマイペースと言っていいかもしれない。

綺麗好きな事がこの結果になったのをチラーミィ(♂)はどう思っているのだろうか…



ポケモンセンターで、猟虎戦士とチャオブーとチラーミィの治療を済ませた。

タマゴの様子も良好だとの事。

そこのタベラレル、このタイミングでそういう事言わない!





その後、ベルちゃんにバトルを申し込まれた。

ベルちゃんはチャオブー、サトシくんは炎タイプなら猟…

ここでもまたベルちゃんのマイペースという特性が発動した。

ピカチュウで戦ってほしいとの事だった。

チラーミィとの戦いで活躍したのは、ピカチュウだったからなのだろう、タブンネ。

というわけでいざ尋常に。

チャオブーの先手。

とっしんとヒートスタンプのラッシュで序盤からかなり決定打を放った。

だが、ピカチュウは倒れなかった。

その精神力をベルちゃんはかなり賞賛していた。

最後はニトロチャージとボルテッカーで一騎打ちとなった。

結果は…



ピカチュウの勝ち。

見事な逆転勝ちである。

バッヂの数が全てじゃない事をあらためて証明した瞬間だった。



ベルちゃんはサトシくんに再戦を約束して、最後の最後までアイリスちゃんに負けないくらいのテンションでその場を後にした。

今回はベルちゃんのマイペースに流される形で進んだと言っていいだろう。



次回はシッポウシティにようやく着き、博物館でポルターガイストのような事に遭遇するようだ。





今回の話でチラーミィの印象がかわいいからカッコイイになった人はいるだろうか。

私自身、捕まる直前のチラーミィの埃を払おうとした時の仕種に印象をもった。

だが、♂というのはどうかと…

やはり、チラーミィは♀が一番いいかもしれない。



今は大掃除のシーズン。

チラーミィの話に合わせたのは、これが理由だったりして…

これからの私もしばらくチラーミィと同じ事をする事になるであろう。

私もひそかに掃除が好きなだけに。

小学時代は、遊び相手がいないために、昼休みはトイレ掃除をしてたのもその現れなのかもしれない。





ルポは今回からしばらく休止する。

理由はしばらく故郷にいるからだ。






最後にトライス理論的結論。

ベルちゃんのマイペースは、ジャローダが睨み付けても止められないに違いない。