故郷での一日。

ここにはここなりの過ごし方があるわけだが、市川にいるよりはそれほど変わった事はない。

休日を楽しむ事においては市川にいる方がいいのだが、だからといってとどまるわけにもいかない。

一応こんな私を期待して帰りを待っている存在があるのだから。





午前中は特に何もしなかった。

両親がいないだけに、たいていこうなのだ。

私自身、変わらなければならない事がいまだにある事が痛感される。

一旦外出して、少しだけ走った形で午前中の行動を終えたのだった。



午後は畑仕事をやった。

草苅りから始まり、畑にあったものを一旦取り除いたり、肥料をまいたりと、久々に本格的な畑仕事だった。

その後、耕運機で耕そうと思ったが、エンジンをかけるために引っ張るひもが切れてしまい、断念した。

明日初心に帰る形で手作業で耕す事にする。



11月ももうすぐ終わりである。

それはBWと共に冬を迎える時も近いというわけだ。

気がつけばというべきか、ようやくというべきか…



虫の声は聞こえないが、その面影を強調するように今日も夜は更けていく。