ザァァァ…

外から昨夜ひそかに聞いた覚えのある音が聞こえる。

窓から外を見てみると、やはり雨だった。

今の時期は色んな意味で雨という天候は珍しい事である。

干ばつ規模の暑い気候が続いてた今なら好都合な天候と言えよう。

野菜や穀物にも多少いい影響があってほしいものだ。

出発時はレインコートを着る事なく、向かう事ができた。

今日はゴールデンウイークにはなかった体験を初めてする機会でもある。

ゴールデンウイークでは、一日も雨にならなかったのは珍しい事だと言ってただけにまさしくその環境である。

ちゃんと清掃できるかな…


レインコートを着ていざ清掃へ。

雨の影響で開いていない場所もあった。

カイオーガの影響の中、私はけなげな様子で園内清掃をした。

濡れた影響で掃き掃除がやりづらかったり、意外にゴミが少ないという理由でやる事がなかったりと、暑さのない代償は大きいものだった。

そして、高校時代から既に体験している事がここにも現れる事となった。

濡れないようにするためにレインコートを着るわけだが、それは『雨』に限った事だという事が実感できる。

一旦脱ぐと、サウナとは言わないまでも汗びっちゃの状態となっていた。

これじゃあ、雨に濡れるのと変わらないのでは…?

マァ、全身びしょ濡れになるよりはマシなのだが。

昼ご飯を済ませいざ中盤戦へ。



外に出ると、降雨量はだいぶ少なくなっていた。

ゾロアの嫁入りみたいな降り方もあったが、最終的に午前中のような降り方にはなってないようだ。

にわか雨を警戒して私は引き続き園内清掃を始めた。

レインコートは実質サウナみたいな状態だったので、気温が低くても暑い事には変わりなかった。

時折手まで流れてくる汗により手がびちゃびちゃになった。

これが本当の手に汗握る戦いというわけで…

…さっさと終盤戦に入る事にしよう。

私の真っ只中に暑さはこれくらいの寒さでは防ぎ切れないものなのだ。


終盤戦はサウナレインコートを着ながら範囲内を歩き、掃き出しをしたりゴミ箱を空にするのをやった。

汗の量はハンパねえ!という規模だった。

これじゃあレインコート着ない方がまだマシなような気がする…

蒸し暑さとの戦いの中、私は見逃してる場所がないかを探すために園内の担当範囲を歩き回った。

今回は蒸し暑さとの戦いが大部分だったと言えよう。

勤務を終えてレインコートを脱いだ時、私の全身はびしょ濡れだった。

レインコートって濡れないようにするためにあるんだよね…

これでは直射日光の方がまだマシだと痛感した。

終わった頃には、雨はだいぶ止み、青空になっている所もあった。

明日はどうなるかな。

行きと同じく、レインコートを着ないまま私は勤務先を後にした。

明日は集まり前日のために久々に市川に戻る日である。

気がつけばもうその日だった。