水曜日は毎回こうである。

1週間の中で一番のスロースタートの中、私はようやく行動を開始した。

後期になったら1限目に民法総則(2回目の再履修)が入るだけに、そうなるまでには水曜日は『はやおき』できるようにしなくては…

気がつけばもう水曜日。

試験はまるで『かそく』を発動したかのように早いペースで近づいてきている。

私もどうにかして『でんこうせっか』や『しんそく』を身につけなければ試験に『ふくろだたき』にされるのは間違いない。



3限目は租税法。

前回やった小テストの答え合わせをやり、試験範囲の見直しなどをやった。

前回の小テストでは、どこを答えにするかでひっかかる問題があったようだ。

私はどうだったのかな…

民主党が負けた原因と思われる消費税。

消費税は、配分による収入の利用ができない低所得の人にとっては高所得者よりも高い負担率になるのだ。

明らかに低所得者に高負担を与える税である。

これに駄目押しをするように上げる公約を高々と宣言してしまったのはまさしく致命傷と言えよう。



4限目は地方自治法。

先生が出した論文らしきものを通した議論をやった。

地方自治の独立は憲法でも保障されている。

しかし、実状は国の出した法令などを基準にやる事だけにとどまっている。

先生は、こういう国任せのやり方をやっていたが故に自立性がなくなり、地方自治体の独立が成り立ってないのだと述べている。

こういう形や実状からすると、地方自治体が本当の意味での独立を達成させるのは根絶されるほど不可能な事ではないのかとあらためて思う。


今日初めて知った事だが、まだ終わりではなかった。

租税法にはまだ補講があったのである。

スケジュールにはなかった事から考えると、今決まった事なのかもしれない。

18時15分まであらためて待つ事にした。


珍しく身体的なグロッキーの中、補講が始まった。

補講内容は租税法律主義などについての復習と、所得税の計算だった。

補講はこれだけで終わった。

提出した時、先生に『熱心に聞いてくれてるね』と言われた。

聞いてはいるけど、言った事をとらえきれてないというのが実状なだけにかなり気まずかった。

聞いてるのを仕草だけにしてはいけないとあらためて思った。

前期試験はいい結果を、そして後期試験は質問に答えられるようにしなくちゃ…

本当にこれで終わりでいいのかな…と思いながら私は教室を後にした。

質問がある人はそこに残って聞くという形になっていたのだが、私の場合は質問する事自体わからない実状の中にいた。

何がわからないかがわからないほど論外な事はないと痛感していた。

人の期待に答えられず、それを直せない情けない私がここにいる…