4月28日。
私はいつもと変わらない一日を過ごしていた。
その日は火曜日で、3限目以降は講義がなかった。
私はとりあえずPCルームへ行き、今のうちにできる事をやっておく事にした。
モバイルでは調べ切れないネットワークを今のうちにやっておこうと思ったのだ。
こういう時だけはPCが欲しいって思うんだよね…
そこで私は『Luxray』というキーワードで画像を検索した。
これは当時、そして今でも私が好意を抱いているポケモンである『レントラー』の英訳だった。
一部遊び半分だという事が伺われる。
それがひそかに私の全ての始まりになる事はこの時は考えもしなかった。
画像を散策していると、私は明らかにレントラーとは掛け離れている画像を発見した。
それがこれである。

ゲンさんと思われる人物にすがりつくリオル。
これが後に私の全てを作る引きがねの一つになるのだった。
ひそかにリオルに好意を抱いていた私にとって、この画像は私がリオルにマグマラシクラスの好意を抱く大きな引きがねとなったのだ。
2007年に出会ったコロタン文庫における吉野恵美子さんのあのリオルからひそかに私はリオルに好意を抱き始めていた。

しかし、まだ大きなきっかけがなかったからか、今ほどにまではまだ発展しなかった。
それから約2年経ったある日。
それが2009年4月28日の事だった。
PCルームでこの画像を知り、早速モバイルで検索して画像をダウンロードした。
この時はこれで一旦終わったのだが、これが後に運命的な出会いにつながる事となる。
今日の講義を終え、私は水道橋を後にした。
ストレートに市川に帰ってもやる事がなかったので、私は寄り道をした。
そこは今ではゆかりの地となっている錦糸町という場所だった。



最初は電化製品を買うためだけに来ていたのだが、ヨドバシカメラがあるという理由で他の日でも行く根拠はあったのだ。
私は駅を出た後、すぐにヨドバシカメラへ入った。

私はゲームコーナーへ向かった。
特に買う物はなかったが、そういうウインドショッピングみたいな理由で長く滞在する事は当たり前のようにあったので、私はしばらくゲームコーナーを歩き回っていた。
ちなみに、ゲームコーナーに行く前にデュエルターミナルをやり、シークレットレアの『ナチュル・パルキオン』を当てたのもこの日だった。
レジのある場所にたどり着いた時、私はふと横を見た。
そこにあったのは、ゲームの宣伝を流すモニターだった。
そこで流れていたのは、『ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊』のCMだった。
この時はゲーム画面だったので、私は大きな反応を示さなかった。
何もする事がなかったので、しばらくそのPVを見てみる事にした。
それからしばらく経った時、私の運命的な出会いが起こった。
次のPVもポケダン空のCMだった。
しかし、今度はそれをイメージしたアニメのCMだった。
そのCMは主人公のピカチュウとパートナーのリオルの物語だった。
滝壺の洞窟での出来事、リオルがはどうだんを撃ち、スコルピを倒すシーン、処刑場でジュプトルと共に捕われているシーン、ジュプトルがヨノワールと共に未来の世界へ道連れになるシーン…
どれもポケモンのアニメを上回るような形だった。
その魅力は、なぜこっちをアニメにしなかったのかと心底思うほどのものであった。
そして、私がリオルに対して好意を抱くようになる決め手となったのはこのシーンだった。

笑顔でピカチュウの方を向くリオル。
このシーンが最後の決め手となった。
リオルの姿が一番大きく現れているからなのだろうか、今まで見てきたシーンの中で一番リオルに魅力を感じた瞬間だった。
そのCMが終わった後、私はしばらくその場に滞在していた。
また、あのCMを見たいと思ったからである。
今でも思っている。
今日、ここであのCMに出会わなければ今の私、そしてリオルの事を好きになる事は二度となかっただろうと…
1ヶ月も経たないうちに錦糸町のヨドバシカメラでポケダン空のCMは流れなくなった。
それ以降は、ポケモンセンターや色んなゲームコーナーで流れていたのを必ず見に行くのが日課となっていた。
あの日からちょうど1年。
最後の砦だったポケモンセンターもついに流れなくなった。
私の全てのきっかけを作ってくれたCMはメモリー、そして伝説となった。
錦糸町のヨドバシカメラを訪れてみると、内装がすっかり変わっていた。
私があのCMに出会った場所は違うコーナーに変わっていた。
そこにはもう、ゲームコーナーの面影は残っていなかった。
ゲームコーナーはそこから少しした所に移動していた。
あのCMが流れなくなるのはかなり前から承知していたが、『場所そのものが変わる』事は想像もしていなかった。
また一つ、私の中の大切な物がメモリーになったのを感じた。
現在。
あの出会いからちょうど1年経った今日。
きっかけの地、錦糸町にはもうあの頃の面影は残っていない。
そのモニターには今日もポケモンですらないPVが流れている。
そして、その時の店内の姿もその場所だった所には残っていない。
ポケモンセンターも1月中旬辺りになってから、他のCMに取って代わられるように流れなくなった。
1月まで流してくれていたポケモンセンターには今でも感謝している。
他の場所は新作の流れに合わさるように発売から2ヶ月もしないうちにあのCMは流れなくなったが、ポケモンセンターは新作が出ても最後まで流し続けてくれたのだから。
あのCMも流れなくなり、その時の面影は今は何一つ残ってはいない。
しかし、あのCMとの出会いは今でも私の中で生き続けている。
ムービーに録画したり、写メに撮ったりしたのもあるが、それだけではない。
あのCMとの出会いは、私にたくさんの幸福を与えてくれた。
あのCMをきっかけに私はポケモンを本格的に始め、それにより今まで近くにあったのに行かなかったポケモンセンターの存在を知り、そこへ行くようになったという事、そしてそれによりたくさんの人達に出会えたという事…
全てはあのCMに出会ったから、そしてそこにリオルが出ていたからこそ成り立った事なのだ。
そこ頃の面影はやがて変わるような形で消えていくもの。
しかし、例え変わってしまっても、『その時の形ではなくなってしまった』としても、『その時の事そのもの』はなくなったりはしない。
あのCMは流れなくなり、その時の場所はなくなってしまったけど、それは『いなくなった』という事ではない。
姿や形はあの頃と比べて別人のように変わっても、それが『あの時のもの』であるという事には変わりないのだ。
例えその時の姿ではなくなってしまっても、形を変え、今でも私と共にいてくれる。
それが、『大切なものがずっと在り続けてる』という事であり、『本当の面影』なのだから…
あの頃の私の思いは今でも変わっていない。
今でも私はリオルに好意を抱き、いつか必ずあのCMのピカチュウになってリオルと一緒にいたいと本気で思い続けている。
そこからあらためてわかる。
あの時のリオルに対する気持ちは本物だったという事を…
これからも私は待ち続ける。
本物のリオルに会える日を。
そして、リオルが私にあの笑顔を毎日のように見せてくれる日が来る事を…

リオル、いつか必ず会おうね。
私はずっと君の事を待ってるから…
私はいつもと変わらない一日を過ごしていた。
その日は火曜日で、3限目以降は講義がなかった。
私はとりあえずPCルームへ行き、今のうちにできる事をやっておく事にした。
モバイルでは調べ切れないネットワークを今のうちにやっておこうと思ったのだ。
こういう時だけはPCが欲しいって思うんだよね…
そこで私は『Luxray』というキーワードで画像を検索した。
これは当時、そして今でも私が好意を抱いているポケモンである『レントラー』の英訳だった。
一部遊び半分だという事が伺われる。
それがひそかに私の全ての始まりになる事はこの時は考えもしなかった。
画像を散策していると、私は明らかにレントラーとは掛け離れている画像を発見した。
それがこれである。

ゲンさんと思われる人物にすがりつくリオル。
これが後に私の全てを作る引きがねの一つになるのだった。
ひそかにリオルに好意を抱いていた私にとって、この画像は私がリオルにマグマラシクラスの好意を抱く大きな引きがねとなったのだ。
2007年に出会ったコロタン文庫における吉野恵美子さんのあのリオルからひそかに私はリオルに好意を抱き始めていた。

しかし、まだ大きなきっかけがなかったからか、今ほどにまではまだ発展しなかった。
それから約2年経ったある日。
それが2009年4月28日の事だった。
PCルームでこの画像を知り、早速モバイルで検索して画像をダウンロードした。
この時はこれで一旦終わったのだが、これが後に運命的な出会いにつながる事となる。
今日の講義を終え、私は水道橋を後にした。
ストレートに市川に帰ってもやる事がなかったので、私は寄り道をした。
そこは今ではゆかりの地となっている錦糸町という場所だった。



最初は電化製品を買うためだけに来ていたのだが、ヨドバシカメラがあるという理由で他の日でも行く根拠はあったのだ。
私は駅を出た後、すぐにヨドバシカメラへ入った。

私はゲームコーナーへ向かった。
特に買う物はなかったが、そういうウインドショッピングみたいな理由で長く滞在する事は当たり前のようにあったので、私はしばらくゲームコーナーを歩き回っていた。
ちなみに、ゲームコーナーに行く前にデュエルターミナルをやり、シークレットレアの『ナチュル・パルキオン』を当てたのもこの日だった。
レジのある場所にたどり着いた時、私はふと横を見た。
そこにあったのは、ゲームの宣伝を流すモニターだった。
そこで流れていたのは、『ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊』のCMだった。
この時はゲーム画面だったので、私は大きな反応を示さなかった。
何もする事がなかったので、しばらくそのPVを見てみる事にした。
それからしばらく経った時、私の運命的な出会いが起こった。
次のPVもポケダン空のCMだった。
しかし、今度はそれをイメージしたアニメのCMだった。
そのCMは主人公のピカチュウとパートナーのリオルの物語だった。
滝壺の洞窟での出来事、リオルがはどうだんを撃ち、スコルピを倒すシーン、処刑場でジュプトルと共に捕われているシーン、ジュプトルがヨノワールと共に未来の世界へ道連れになるシーン…
どれもポケモンのアニメを上回るような形だった。
その魅力は、なぜこっちをアニメにしなかったのかと心底思うほどのものであった。
そして、私がリオルに対して好意を抱くようになる決め手となったのはこのシーンだった。

笑顔でピカチュウの方を向くリオル。
このシーンが最後の決め手となった。
リオルの姿が一番大きく現れているからなのだろうか、今まで見てきたシーンの中で一番リオルに魅力を感じた瞬間だった。
そのCMが終わった後、私はしばらくその場に滞在していた。
また、あのCMを見たいと思ったからである。
今でも思っている。
今日、ここであのCMに出会わなければ今の私、そしてリオルの事を好きになる事は二度となかっただろうと…
1ヶ月も経たないうちに錦糸町のヨドバシカメラでポケダン空のCMは流れなくなった。
それ以降は、ポケモンセンターや色んなゲームコーナーで流れていたのを必ず見に行くのが日課となっていた。
あの日からちょうど1年。
最後の砦だったポケモンセンターもついに流れなくなった。
私の全てのきっかけを作ってくれたCMはメモリー、そして伝説となった。
錦糸町のヨドバシカメラを訪れてみると、内装がすっかり変わっていた。
私があのCMに出会った場所は違うコーナーに変わっていた。
そこにはもう、ゲームコーナーの面影は残っていなかった。
ゲームコーナーはそこから少しした所に移動していた。
あのCMが流れなくなるのはかなり前から承知していたが、『場所そのものが変わる』事は想像もしていなかった。
また一つ、私の中の大切な物がメモリーになったのを感じた。
現在。
あの出会いからちょうど1年経った今日。
きっかけの地、錦糸町にはもうあの頃の面影は残っていない。
そのモニターには今日もポケモンですらないPVが流れている。
そして、その時の店内の姿もその場所だった所には残っていない。
ポケモンセンターも1月中旬辺りになってから、他のCMに取って代わられるように流れなくなった。
1月まで流してくれていたポケモンセンターには今でも感謝している。
他の場所は新作の流れに合わさるように発売から2ヶ月もしないうちにあのCMは流れなくなったが、ポケモンセンターは新作が出ても最後まで流し続けてくれたのだから。
あのCMも流れなくなり、その時の面影は今は何一つ残ってはいない。
しかし、あのCMとの出会いは今でも私の中で生き続けている。
ムービーに録画したり、写メに撮ったりしたのもあるが、それだけではない。
あのCMとの出会いは、私にたくさんの幸福を与えてくれた。
あのCMをきっかけに私はポケモンを本格的に始め、それにより今まで近くにあったのに行かなかったポケモンセンターの存在を知り、そこへ行くようになったという事、そしてそれによりたくさんの人達に出会えたという事…
全てはあのCMに出会ったから、そしてそこにリオルが出ていたからこそ成り立った事なのだ。
そこ頃の面影はやがて変わるような形で消えていくもの。
しかし、例え変わってしまっても、『その時の形ではなくなってしまった』としても、『その時の事そのもの』はなくなったりはしない。
あのCMは流れなくなり、その時の場所はなくなってしまったけど、それは『いなくなった』という事ではない。
姿や形はあの頃と比べて別人のように変わっても、それが『あの時のもの』であるという事には変わりないのだ。
例えその時の姿ではなくなってしまっても、形を変え、今でも私と共にいてくれる。
それが、『大切なものがずっと在り続けてる』という事であり、『本当の面影』なのだから…
あの頃の私の思いは今でも変わっていない。
今でも私はリオルに好意を抱き、いつか必ずあのCMのピカチュウになってリオルと一緒にいたいと本気で思い続けている。
そこからあらためてわかる。
あの時のリオルに対する気持ちは本物だったという事を…
これからも私は待ち続ける。
本物のリオルに会える日を。
そして、リオルが私にあの笑顔を毎日のように見せてくれる日が来る事を…

リオル、いつか必ず会おうね。
私はずっと君の事を待ってるから…