それはまだ日が昇ってない暁の時に起きた。

ふと起きると、急に揺れのようなものを感じた。

てっきり私の体内の循環によるものなのかと思ったが、天井のギシギシ音や電灯が大きく揺れているのがそうではないという証拠となった。

後になって確認したが、どうやら伊豆沖で震度5弱の地震が観測されたそうである。

そういえば今まで地震の事すっかり忘れてたっけ…

天災は忘れた頃にやってくるというのはまさに本当の事と言えるのかもしれない。



2限目は刑法各論。

窃盗についての続きをやった。

刑法上、電気は財物とみなされる。

そうでなければ電気を正当な形で得ていない者を罰する事ができないからだ。

窃盗が成立するためには、占有者の物理的支配力が及ぶ範囲内に客体が存在しなければならない。

これを占有の事実と言う。

また、財物を事実上支配ようとする「占有の意思」がある事も条件として必要になる。

他人の財物を奪う事は基本的に窃盗にあたるが、やり方によっては違う刑罰になる時がある。

例えば、他人から預かっている財物を使ったりした場合は財物を奪取したわけでもなく、占有の意思を自分から宣言したわけではないので、窃盗にはならない。

だが、その代わり横領罪に問われる事になる。

刑罰がかなり重いだけに、慎重にどちらかを判断しなければならないというわけだ。

ちなみに単純横領罪は懲役5年以下である。


3限目は行政学。

中央地方間関係についてをやった。

行政とは、中央行政と地方行政の2つに分かれている。

私達が住んでいる所で田舎でない限り知らない人はいない市町村区は実は立場によって違う意味があるそうなのだ。

東京は○○区という分け方になっているが、ここで言う「区」とは、特別区の事を言うそうである。(ちなみに私が通っている大学がある水道橋は千代田区)

東京は昔は京都と同じく「府」と呼ばれていた。

明治維新の影響で後に東京都と呼ばれているのはおなじみの事である。

呼び方を変えたのは、天皇の新たな本拠地を変えるためにあると思われる。



地方行政における選挙はほとんどが小選挙区である。

小選挙区は、その選挙区で一番票が多かった人のみが当選する制度であり、今年選挙が行われただけに記憶に新しい事と言えよう。

支持者が多い分、有利になるだけに地方ではかなり狙われやすい選挙となっている。

言わば、小選挙区は支持の多さにより力を集めやすいものと言う事ができるというわけである。

これらにより、小選挙区は地方自治の力を上げる事になるとの指摘も出ているのだ。



前回と同じくいつもより早く講義が終わった。

本当は今週は急遽帰省する事になっているのだが、急ぎではなく、その趣旨は20日なので、今日は帰省しない。

そういうわけで、早速浜松町に向かった。

今日が今年最後のポケモンセンターとなる。



空は朝と変わらない明るい晴天の青空が広がっていた。