梅雨明け早々朝から雨が降っていた。

だがその雨も私が出発する頃には止んでいた。

今日はいつもより気温が低いとの事だ。

そういうわけで今日は勝負服で水道橋に向かった。

今の時期の気候ではリル様Tシャツは着れてもORANGE RANGEスーツは着れない。

機会は逃さずにである。

もちろん試験においてもだ。



2限目は刑法各論。

初の専門科目試験である。
内容は2階からバケツ1杯の水をぶっかけた人物とその仕返しに寝ているその人物の毛髪を根本から切って坊主にした人物のそれぞれの罪責を論ぜよだった。

私の場合は両方とも暴行罪が成立するという意見を出した。

おそらくこれが一番よくできた答案になる事であろう。


3限目は行政学。

設問は「国と自治体の役割分担についてあるべき姿を論ぜよ」だった。

設問がシンプルなだけに、考える内容が極端に広いのでかなり苦戦した。

とりあえず、「互いに依存せず、独立してそれぞれの役割を果たすようにするべきである」という意味の意見を書いた。

一部設問から脱線してるような気がしてそれが気掛かりでならない。

後はこれを先生がどう受け止めてくれるかである。



試験初日を終えて少し落ち着いた私はしばらくして浜松町に向かっていった。