朝から風が強い。

その風の温度は暑くもなければ寒くもない。

こういう風はまさに夜に吹いてほしい風である。

だがそう思ってもそうなってくれないのが自然というものである。

そういう自然とどう付き合うかが大事な事なのだ。

帰り大丈夫かなぁ…



2限目は刑法各論。

傷害罪と暴行罪などについてをやった。

傷害や暴行は結果的にそれ以上の犯罪にもつながりかねない。

暴行罪は「暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかった時」に成立するものであり、それはつまり傷害罪の条文に規定がなくても「暴行の意思によって傷害に至った時」は傷害罪が成立するという事にもなる。

これを「結果的加重犯」という。

その後は試験のやり方についてをやった。

ちなみに来週が試験である。


3限目は行政学。

今回は学術講演会だった。

内容はそれぞれ「市政運営と危機管理」「分権時代における市政運営の課題と国・県の役割」である。

まずは「分権時代における市政運営の課題と国・県の役割」。

新潟県柏崎市の市長さん会田洋さんが話をしてくれた。

現在柏崎市は地方という理由で様々な問題を抱えている。

かつては国の補助金を地方の財源にどのようにあてるかが主流となっていた。

だが今では国さえも財産不足となっているために、いかに地方にあてている補助金を合法的に減らすかというのが焦点になっている。

他にも、過疎化や農村の後継者が足りないという事による食糧自給率や地方の高齢者の増加なども問題になっている。

市長さんの現在の役目は「地方分権をいかに進めるか」という課題を攻略する事だという。


次は「市政運営と危機管理」

新潟県柏崎市市議会議員副議長の飯塚寿之さんが話をしてくれた。

柏崎市はかつて大地震に見舞われた地方である。

そこではそれ以外にも豪雪や集中豪雨に見舞われていた。

これにより柏崎市は財政面においても市民の状況においてもかなり厳しい現状になっている。

そのため、小泉さんが首相の時、柏崎市は行政府を小さくしてコストを削減しようとの意見が出るようになった。

私が生まれて間もない頃たくさんいた町村議会は今では大幅に削減されている。

それとは反対に増えている議会もあるが、それでもまだ少ない方だとの事だ。

飯塚さんいわく、今大事な事は「公共サービスの見直しをして必要のないサービスは削減する事」であり、そのためにも今まさにそれをどうやるかを市民に聞くのが大事な事だと述べた。

また、その町で暮らした時、「どうも住みづらいなぁ…」と思ったら政治のグラウンドに立ってそれをやってみようという意志を持てるようにしてほしいとも述べた。

行政や政治が気になるならばデモや意見をただグチグチやってないで、東国原さんや橋下さんのように実際に政治の基盤に立ってみるのがいいという事だ。

今時のゴミ政府は民主主義を完全に無視しているのだからまさにそう言える。

行政学も来週試験である。


前回以上に重い荷物と気持ちを背負いながら私は故郷に帰っていった。

天気はすっかり晴れ渡っており、風もすっかり止んでいた。