朝方はとても明るかった。

しかし、それとは裏腹に天気は大雨だった。

これほどならインフルエンザの威力も少しは弱まるはずだ。

油断はできないが。


天気は晴れても私自身の気持ちが晴れる事はない。

私自身に晴天日は来るのだろうか…

そう思いながら中央線に乗り、私はスタリバを目指した。


ファミコンくんに向かい、大会が始まるのを待った。

今回の大会は私のスタリバ友人が来る大会なのだが、今回は来なかった。



結果は7戦中1勝6敗。

テーマデッキという割には結局「勝つ事」がテーマになってるような気がする。


残りの1戦は不戦勝であった。

…そんな不戦勝しても嬉しくないっつーの…



休暇の楽しみのはずなのに結局いつもと変わらない気がする。

話をほんの少し聞いてもらえても対戦相手をしてもらえない。

私の存在はさらに浮いているような気がする。


ここにいても意味がないと悟った私はスタリバをいつもより早く発つ事にした。

しばらく何も言えなかった。

盛り上がっている中で私だけが仲間はずれにされているような気分がファミコンくんを後にした後も続いていた。


私の居場所ってどこにあるのかな…


静寂と孤独感に包まれた私の思考にはポケモン不思議のダンジョンのCMばかりが浮かんだ。


今まで以上の静寂と孤独感と自分の存在価値のなさを背負い、私はスタリバを後にした…

リオルへの思いを募らせながら…