ガーディアン・トライスは話を始めた。
「今回君達に行ってほしい所はここだよ。」
ガーディアン・トライスはそう言うと、右手で向こう側を指差した。
指差した所に映像が現れた。
映像には、まるで北海道と形の似た大陸が映っていた。
「ここは?」
ナオキが問いかけた。
「ここは『シンオウ地方』。ジョウト地方から東の方にある地方だよ。カントー地方をまたいでね。」
ガーディアン・トライスが返答した。
返答した後、ガーディアン・トライスは話を続けた。
「ここシンオウ地方は、昔から『神』と呼ばれたポケモンが住んでいると言われてるんだ。一人は『時』を司り、もう一人は『空間』を司るポケモンと言われているそうだよ。」
「随分とスケールでけえな…。」
マグマラシは呟くように言った。
そう思うのも無理はない。
今まで彼らが出会ってきたレジェンドは海を護る者や、大地を変動させたり、雨を自在に降らす事ができるポケモンなどであった。
今回のレジェンドはまさに「世界の存在そのもの」を司っているようなものなので、それを考えればまさにスケールのでかい存在と言うのも、「神」と呼ばれるのも納得できる。
「そう。今回のレジェンドはまさに世界そのものを司っていると言っても過言じゃないんだ。」
ガーディアン・トライスはマグマラシに言った。
「それで今回はここが戦いの舞台になるというわけなんですね。」
ナオキは念押しでガーディアン・トライスに問いかけた。
「そうだよ。そして、今回君達に依頼したいのは…」
ガーディアン・トライスはそう言うと映像に指で触れた。
映像が切り替わった。切り替わった映像にはたくさんの同じ服を着た人が映っていた。
「何だこいつらは?」
マグマラシが言った。
「ここシンオウ地方にいる悪の組織『ギンガ団』だ。」
「ギンガ団?」
「そう。君達がかつて戦った『ロケット団』に相当する組織だよ。」
ナオキの言った事にガーディアン・トライスが返答した。
「さっき僕が言った神と呼ばれるポケモンを狙っているんだ。」
「何のためにだ?また世界征服とかなんかのためか?」
とマグマラシが言った。
「伝説のポケモンを狙うだけにそういう可能性はあるね。」
ガーディアン・トライスはマグマラシに言った。
「でも、詳しい目的はまだわかっていないんだ。まだ活動を始めてそんなに経ってないからね。」
ガーディアン・トライスは理由があるとはいえ、少々気まずそうに言った。
「少なくともわかっているのは彼らはシンオウ地方の人達を苦しめているという事だ。」
ガーディアン・グラールが言った。
「私達が今まで仕入れた情報によると、これまでにトレーナーを襲ったり、ポケモンや金めの物になる物を略奪したり、下手すれば命を奪われかねない事をする時もあるそうよ。」
ガーディアン・エルマが続けて述べた。
「今回はかなりヤベーのが相手みたいだな。」
「そのようだね。」
彼らが6年前に戦ったロケット団は残党の集まりによって結成されたのに過ぎなかった。
今回はかなり巨大な組織である事は間違いないようである。
その時…
「おーい、待たせたな!」
「随分遅れちまったぜ。」
「話はどのくらい進みましたか?」
マグマラシ達が来た時にいなかった3人がようやく現れた。
来た順に、
炎の守護神ガーディアン・シール
闇の守護神ガーディアン・バオウ
水の守護神ガーディアン・ケースト
である。
ガーディアン・シールは流星の弓‐シール‐に導かれしガーディアン。ガーディアンの中で一番小回りがきく能力値を兼ね備えている。
獣のような姿をしているが、炎族である。
ガーディアン・バオウは破邪の大剣‐バオウ‐に導かれしガーディアンで、見た目は悪魔そのものだが、純粋な正義の心を持つ。闇を悪だと絶対視してはいけない事が強調される。
ガーディアン・ケーストは静寂のロッド‐ケースト‐に導かれしガーディアン。人魚の体をしていて、いろんなものから身を守る能力を持っている。
「随分と遅かったね。いったい何があったの?」
ガーディアン・トライスは彼らに言った。
「色々と情報収集してたんだ。シンオウ地方って意外に広くてよ。予想外に時間がかかっちまったんだ。」
ガーディアン・バオウが返答した。
「なるほど…それで何か新しい情報はわかったかい?」
ガーディアン・トライスは言った。
「ギンガ団についての情報はありませんでした。ですが、地方についての情報は色々と手に入りましたよ。」
ガーディアン・ケーストが返答した。
「今のところ変わった事といったらシンオウ地方には3つの湖があるって事だな。」
ガーディアン・シールが続けて述べた。
「3つの湖?」
「ああ。しかもその湖には祠みたいなものがあったんだ。」
ナオキの問い掛けにガーディアン・シールが答えた。
「祠みたいなものですか?」
「そうだ。その中から何かがいるような気配を感じたんだが、姿らしきもんは確認できなかったな。」
「何もなかったという感じでしょうか?」
「いや、全くという程じゃない。何か薄い幽体みたいなものが湖の水面に浮かんでるのを目撃したぞ。あれは何だったんだろうな…。」
「薄い幽体みたいなもの…。」
ナオキはしばらく考え込んでいた。
「君達がわかっている情報は今のところそれくらいかな?」
ガーディアン・トライスが3人に対して言った。
「そうだな。今のところはこれで全部になるな。」
ガーディアン・シールが答えた。
「わかった。ありがとう。」
「いいって事よ。」
ガーディアン・トライスの一言に対してガーディアン・バオウが答えた。
「ガーディアン達でもそんなに時間がかかる程今回はかなり広い所なんだな。」とマグマラシが言った。
「今まで以上に歩く事になるかもしれないね。」とナオキがマグマラシに言った。
「あ、そうだ。まだ大事な事があったんだった。」
とガーディアン・トライスが慌てて映像を出した。
映像にはポケモンのような生き物が映されていた。
「トライスさん、これは?新しいポケモンですか?」
「そう。しかもこのポケモンはさっき僕が言っていた伝説のポケモンの一人なんだ。」
「マジでか!?なんでそんな重要なもん今まで出さなかったんだ?」
マグマラシは驚いた様子で言った。
「ごめんごめん。話をしてるうちにすっかり忘れちゃってたよ。」
ガーディアン・トライスは少々赤面しながら言った。
「それで、このポケモンは何ですか?」
ナオキがあらためて質問した。
「これはシンオウ地方の神話に登場している空間を司るポケモンで、名前は『パルキア』って言うんだ。」
「パルキア…空間を司るポケモンか…。」
「さっき言ってた神と呼ばれてるポケモンの一人ってわけか。」
「そう。また、パルキアしか覚えない技もあるんだ。」
マグマラシの言った事に対してガーディアン・トライスが返答した。
「もう一人のレジェンドはないんですか?」とナオキが言った。
「あいにく今はこれしかないんだ。もう一人はこれから見つけに行くから待っててね。」
「わかりました。お願いしますね。」
ナオキはガーディアン・トライスに言った。
「それじゃあ早速シンオウ地方に向かう事にしよう。」
「え?でもどうやってですか?」
ナオキはガーディアン・トライスに言った。
それもそのはず、今彼らがいる場所はジョウト地方である。
そこからシンオウ地方へはかなりの距離がある。
空を飛ぶポケモンがいないのではそこへ行くのにはかなり時間がかかる事になるのだ。
「それなら大丈夫。ここ聖地エレメンタルはわかっている場所ならどこへでも行けるようになるんだ。君達が入ってきた入口からすぐに行けるよ。もちろんこれまで通りマグマラシくんの故郷の草原に行く事もね。」とガーディアン・トライスは言った。
「すごいなあ…聖地エレメンタルにそんな秘密があったなんて…。」
「世界の平和を護る以上、これくらいの事はしないといけないからね。」
ガーディアン・トライスは常識では筋の通らない事を簡単な理由でどこへでも行ける理由を述べた。
別の言い方で例えるなら「ハ○ルの動く城」みたいなものである。
聖地エレメンタル本体は移動しないのだが。
「もうシンオウ地方に行けるはずだよ。出口を出ればすぐにシンオウ地方になってるからね。」
「それじゃあ早速行こうか。」
「おう!オレ達がまだ行った事のない新しい地方に行けるなんてワクワクワクワクするぜ!」
マグマラシはかなり張り切っていた。
「君らしいね。よし、じゃあ早速出発しよう。」
「おっしゃー!」
マグマラシは張り切った様子で行った。
「あ、そうだ。ナオキくん、これ持ってきなよ。」
そう言うとガーディアン・トライスはナオキに一冊の本を渡した。
「これは?」
「シンオウ地方のポケモンが載ってる本だよ。」
「つまり、ポケモン図鑑みたいなものですか?」
「そう。あいにく本物が用意出来なくてね…。」
ガーディアン・トライスは気まずそうに言った。
「いいえ、いずれにせよこの地方のポケモンを知るいい資料になりますから喜んで使わせていただきますよ。どうもありがとうございます。」
「僕の方も気にいってくれてありがとね。」
「はい。では行って参ります。」
そう言うとナオキは聖地エレメンタルの出口に入っていった。
出口にはマグマラシが待っていた。
「どうしたんだ。早く行こうぜ。」
マグマラシは急くようにナオキに言った。
「OK!それじゃああらためて行こうか。」
「おう!」
マグマラシがそう言うと二人は走り出していった。
二人の新たな冒険が、今始まる!
「今回君達に行ってほしい所はここだよ。」
ガーディアン・トライスはそう言うと、右手で向こう側を指差した。
指差した所に映像が現れた。
映像には、まるで北海道と形の似た大陸が映っていた。
「ここは?」
ナオキが問いかけた。
「ここは『シンオウ地方』。ジョウト地方から東の方にある地方だよ。カントー地方をまたいでね。」
ガーディアン・トライスが返答した。
返答した後、ガーディアン・トライスは話を続けた。
「ここシンオウ地方は、昔から『神』と呼ばれたポケモンが住んでいると言われてるんだ。一人は『時』を司り、もう一人は『空間』を司るポケモンと言われているそうだよ。」
「随分とスケールでけえな…。」
マグマラシは呟くように言った。
そう思うのも無理はない。
今まで彼らが出会ってきたレジェンドは海を護る者や、大地を変動させたり、雨を自在に降らす事ができるポケモンなどであった。
今回のレジェンドはまさに「世界の存在そのもの」を司っているようなものなので、それを考えればまさにスケールのでかい存在と言うのも、「神」と呼ばれるのも納得できる。
「そう。今回のレジェンドはまさに世界そのものを司っていると言っても過言じゃないんだ。」
ガーディアン・トライスはマグマラシに言った。
「それで今回はここが戦いの舞台になるというわけなんですね。」
ナオキは念押しでガーディアン・トライスに問いかけた。
「そうだよ。そして、今回君達に依頼したいのは…」
ガーディアン・トライスはそう言うと映像に指で触れた。
映像が切り替わった。切り替わった映像にはたくさんの同じ服を着た人が映っていた。
「何だこいつらは?」
マグマラシが言った。
「ここシンオウ地方にいる悪の組織『ギンガ団』だ。」
「ギンガ団?」
「そう。君達がかつて戦った『ロケット団』に相当する組織だよ。」
ナオキの言った事にガーディアン・トライスが返答した。
「さっき僕が言った神と呼ばれるポケモンを狙っているんだ。」
「何のためにだ?また世界征服とかなんかのためか?」
とマグマラシが言った。
「伝説のポケモンを狙うだけにそういう可能性はあるね。」
ガーディアン・トライスはマグマラシに言った。
「でも、詳しい目的はまだわかっていないんだ。まだ活動を始めてそんなに経ってないからね。」
ガーディアン・トライスは理由があるとはいえ、少々気まずそうに言った。
「少なくともわかっているのは彼らはシンオウ地方の人達を苦しめているという事だ。」
ガーディアン・グラールが言った。
「私達が今まで仕入れた情報によると、これまでにトレーナーを襲ったり、ポケモンや金めの物になる物を略奪したり、下手すれば命を奪われかねない事をする時もあるそうよ。」
ガーディアン・エルマが続けて述べた。
「今回はかなりヤベーのが相手みたいだな。」
「そのようだね。」
彼らが6年前に戦ったロケット団は残党の集まりによって結成されたのに過ぎなかった。
今回はかなり巨大な組織である事は間違いないようである。
その時…
「おーい、待たせたな!」
「随分遅れちまったぜ。」
「話はどのくらい進みましたか?」
マグマラシ達が来た時にいなかった3人がようやく現れた。
来た順に、
炎の守護神ガーディアン・シール
闇の守護神ガーディアン・バオウ
水の守護神ガーディアン・ケースト
である。
ガーディアン・シールは流星の弓‐シール‐に導かれしガーディアン。ガーディアンの中で一番小回りがきく能力値を兼ね備えている。
獣のような姿をしているが、炎族である。
ガーディアン・バオウは破邪の大剣‐バオウ‐に導かれしガーディアンで、見た目は悪魔そのものだが、純粋な正義の心を持つ。闇を悪だと絶対視してはいけない事が強調される。
ガーディアン・ケーストは静寂のロッド‐ケースト‐に導かれしガーディアン。人魚の体をしていて、いろんなものから身を守る能力を持っている。
「随分と遅かったね。いったい何があったの?」
ガーディアン・トライスは彼らに言った。
「色々と情報収集してたんだ。シンオウ地方って意外に広くてよ。予想外に時間がかかっちまったんだ。」
ガーディアン・バオウが返答した。
「なるほど…それで何か新しい情報はわかったかい?」
ガーディアン・トライスは言った。
「ギンガ団についての情報はありませんでした。ですが、地方についての情報は色々と手に入りましたよ。」
ガーディアン・ケーストが返答した。
「今のところ変わった事といったらシンオウ地方には3つの湖があるって事だな。」
ガーディアン・シールが続けて述べた。
「3つの湖?」
「ああ。しかもその湖には祠みたいなものがあったんだ。」
ナオキの問い掛けにガーディアン・シールが答えた。
「祠みたいなものですか?」
「そうだ。その中から何かがいるような気配を感じたんだが、姿らしきもんは確認できなかったな。」
「何もなかったという感じでしょうか?」
「いや、全くという程じゃない。何か薄い幽体みたいなものが湖の水面に浮かんでるのを目撃したぞ。あれは何だったんだろうな…。」
「薄い幽体みたいなもの…。」
ナオキはしばらく考え込んでいた。
「君達がわかっている情報は今のところそれくらいかな?」
ガーディアン・トライスが3人に対して言った。
「そうだな。今のところはこれで全部になるな。」
ガーディアン・シールが答えた。
「わかった。ありがとう。」
「いいって事よ。」
ガーディアン・トライスの一言に対してガーディアン・バオウが答えた。
「ガーディアン達でもそんなに時間がかかる程今回はかなり広い所なんだな。」とマグマラシが言った。
「今まで以上に歩く事になるかもしれないね。」とナオキがマグマラシに言った。
「あ、そうだ。まだ大事な事があったんだった。」
とガーディアン・トライスが慌てて映像を出した。
映像にはポケモンのような生き物が映されていた。
「トライスさん、これは?新しいポケモンですか?」
「そう。しかもこのポケモンはさっき僕が言っていた伝説のポケモンの一人なんだ。」
「マジでか!?なんでそんな重要なもん今まで出さなかったんだ?」
マグマラシは驚いた様子で言った。
「ごめんごめん。話をしてるうちにすっかり忘れちゃってたよ。」
ガーディアン・トライスは少々赤面しながら言った。
「それで、このポケモンは何ですか?」
ナオキがあらためて質問した。
「これはシンオウ地方の神話に登場している空間を司るポケモンで、名前は『パルキア』って言うんだ。」
「パルキア…空間を司るポケモンか…。」
「さっき言ってた神と呼ばれてるポケモンの一人ってわけか。」
「そう。また、パルキアしか覚えない技もあるんだ。」
マグマラシの言った事に対してガーディアン・トライスが返答した。
「もう一人のレジェンドはないんですか?」とナオキが言った。
「あいにく今はこれしかないんだ。もう一人はこれから見つけに行くから待っててね。」
「わかりました。お願いしますね。」
ナオキはガーディアン・トライスに言った。
「それじゃあ早速シンオウ地方に向かう事にしよう。」
「え?でもどうやってですか?」
ナオキはガーディアン・トライスに言った。
それもそのはず、今彼らがいる場所はジョウト地方である。
そこからシンオウ地方へはかなりの距離がある。
空を飛ぶポケモンがいないのではそこへ行くのにはかなり時間がかかる事になるのだ。
「それなら大丈夫。ここ聖地エレメンタルはわかっている場所ならどこへでも行けるようになるんだ。君達が入ってきた入口からすぐに行けるよ。もちろんこれまで通りマグマラシくんの故郷の草原に行く事もね。」とガーディアン・トライスは言った。
「すごいなあ…聖地エレメンタルにそんな秘密があったなんて…。」
「世界の平和を護る以上、これくらいの事はしないといけないからね。」
ガーディアン・トライスは常識では筋の通らない事を簡単な理由でどこへでも行ける理由を述べた。
別の言い方で例えるなら「ハ○ルの動く城」みたいなものである。
聖地エレメンタル本体は移動しないのだが。
「もうシンオウ地方に行けるはずだよ。出口を出ればすぐにシンオウ地方になってるからね。」
「それじゃあ早速行こうか。」
「おう!オレ達がまだ行った事のない新しい地方に行けるなんてワクワクワクワクするぜ!」
マグマラシはかなり張り切っていた。
「君らしいね。よし、じゃあ早速出発しよう。」
「おっしゃー!」
マグマラシは張り切った様子で行った。
「あ、そうだ。ナオキくん、これ持ってきなよ。」
そう言うとガーディアン・トライスはナオキに一冊の本を渡した。
「これは?」
「シンオウ地方のポケモンが載ってる本だよ。」
「つまり、ポケモン図鑑みたいなものですか?」
「そう。あいにく本物が用意出来なくてね…。」
ガーディアン・トライスは気まずそうに言った。
「いいえ、いずれにせよこの地方のポケモンを知るいい資料になりますから喜んで使わせていただきますよ。どうもありがとうございます。」
「僕の方も気にいってくれてありがとね。」
「はい。では行って参ります。」
そう言うとナオキは聖地エレメンタルの出口に入っていった。
出口にはマグマラシが待っていた。
「どうしたんだ。早く行こうぜ。」
マグマラシは急くようにナオキに言った。
「OK!それじゃああらためて行こうか。」
「おう!」
マグマラシがそう言うと二人は走り出していった。
二人の新たな冒険が、今始まる!