いつも重要なテーマとして話していることに、
「疑問点、質問は具体的にすること」
「そのために、自分の英語の問題点を細かく分解する習慣をつける」
というお話は何度かしてきている。
先日、ある意味象徴的なことがあったので今日はそれを話すことにしたい。
ウチで運営している英語学習の質問サービスに加入したばかりの人が
こんな質問をしてきた。
「長いこと英語をやってますがしゃべれません。
どうしたらいいでしょうか?」
これだけ。
この2行だけである。
このサービスに加入する人には「取扱説明書」として、具体性を持った
質問の作り方を分かりやすくマニュアルにしたものをお渡ししている。
それすらまったく読んでない、考えていないということだ。
それでも辛抱強いウチのスタッフは、
丁寧に、
これだけだと答えようがないこと、具体的なご自身を取り巻く環境や
現在の英語力などの情報、今後どういうレベルにたどり着きたいのかという
目的など、具体的な情報を書いて寄せてもらうように説明した。
その数時間後。
同じ人から連絡があった。
「退会します。」
・・・空いた口がふさがらないというのはまさにこのことだろうか。
はっきり言ってしまってもいいと思う。
こういう人間は、「アホ」である。
自分が聞いたことに、すんなりと答えてもらえない、
あるいは何か指摘された。
それを一種、とがめだてでもされたように感じたのかもしれないが、
言われた → 退会
というこの発想はあまりに幼稚というほかはない。
こういう人間が、「~するだけでペラペラ!」という教材の宣伝文句に
つられて大金をどぶに捨てることになると言ってもいいだろう。
見方を変えるなら、これまでの英語学習の業界が、金もうけに走るあまり、
購入者に耳触りの良いことばかり言って媚びる姿勢が定着しすぎた
その弊害かもしれないのだ。
スキルを身につける。技能を身に着ける。
英語もまさに、その1つだ。
そして、何かしらのスキルを習得するうえでは、今までの自分にとって
耳が痛い指摘を受けることは、絶対にある。それを、喜んで聞けとまでは
言わないが、気持ちを切り替えて少し耳を貸してみるくらいの姿勢は
絶対に必要である。
「自分が言って欲しいこと」
だけしか受け入れない人間に、成長はない。
それを頭のどこかに、とどめておいてほしい。
(追伸)
上記で出てきた英語の質問サービスというのが、これだ。
今回新規の受け付けは、月末まで。
あなたは、使いこなすことができるだろうか?実際に目で見て、確認してみてほしい。
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