場所:大阪地裁
罪名:殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反
被告人:47歳男性
判決:初公判の為わかりません
裁判員裁判対象事件
当たりました
抽選がどんどん厳しくなっているんです、
裁判所も考えましたね
以前は、第三者に傍聴券を譲渡する事も
抽選に並んでバイトなんて事もありましたが、
今では
そんな事出来ないようなシステムになっています
抽選券をもらい、
枠の中で待機
職員に「つめてくださーい!」と言われ
枠の中に、、、、人!人!人!
「なんか、こっちが囚人みたいやな」と私が言うと
近くにいる抽選を待つ傍聴人は、笑っていました
さて、本題へ↓
開廷前
弁護人→事務官「いつ手錠はずしてもらえるんですか?」
事務官「裁判長の支持があった後に、外します」
☆開廷宣言
裁判員右から→
40~50代男性
50~60代女性
60~70代男性
40前後の男性(マスクをしていました)←マスクが許可されている事は知りませんでした
50~60代男性
40~50代男性
年の功でしょうか?
初公判にも関わらず、落ち着いた方達ばかりで本物の裁判官の様でした。
☆人定質問
年齢 47歳
本籍 兵庫
住所 大阪
職業 無職
☆起訴状朗読
(簡単に記したものです)
被告人は、大家である被害者に殺意を持ってナイフで突き刺した
家賃未払い200万円
☆罪状否認
被告人 「一部認める」 「殺意はなかったが、あったと思われても仕方ない」
弁護人と被告人がコソコソ話し出す。。。。。
その様子を見かねた裁判長は、、、、、、、、
裁判長→弁護人「打ち合わせしますか?」
えっ!?裁判員の前で「打ち合わせしますか?」と言った事に驚いた
弁護人「被告人と同意見です」
簡単に事件の概要を説明しますと
被告人は、タクシー会社に勤めていたが 窃盗事件をおこし仕事を辞め
生活が苦しくなり、家賃を200万円滞納
無いなりに、5000円や1万円といった単位のお金は納めていた
家主は追い出そうとして、鍵穴をふさいだり 密封と書いた張り紙をしたりした
嫌がらせを受けたと思っている、被告人は家主と話し合いに行こうとしたが
ナイフを前日から用意し
手が滑らないように、ナイフの柄にガムテープを巻いた
待ち伏せし、背後から襲ったが
もみ合いになった後、刺したが殺人未遂となった
争点は、殺意があったか?なかったか?
被告人は、話し合いに行こうと思った
弁護人は、前日にナイフにガムテープを巻いていて準備していた事を指摘
感想
裁判員にマスクが許可されている事に驚いた。
家賃の安い部屋の滞納200万円という事は、2.3年滞納し続けても法的処置に踏み切らない家主がいるという事。
家主も何か法的処置を取れない事情があるのかな?と疑ってしまった。
そのアパート経営がどんなものだったのか知りたくなった
でも滞納されて刺されたのでは、、、、、
被告人には厳しい刑が下され償ってもらいたいです