国際刑事裁判所、スーダン大統領の逮捕状を出す | アフリカ

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スーダンより ジンバブエの大統領を逮捕すればいいのに・・・・


下記 中国国際放送より


オランダのハーグにあるICC・国際刑事裁判所は4日、戦争と反人類罪の容疑でスーダンのバシル大統領の逮捕状を出しました。これはICCが2002年に設立した後、初めて出した現職の国家元首への逮捕状です。しかし、この逮捕状がスーダンの和平プロセスの推進に有利かどうか国際社会の幅広い注目を集めています。

 ICCは4日、「バシル大統領がスーダンのダルフール地区で人民への罪5つ、平和への罪2つを犯した容疑がある。しかし、人種虐殺の告発は出来ない」と発表した上、ICCと積極的に協力し、バシル大統領を逮捕するようスーダン政府に促しました。スーダン大統領顧問はこの日、バシル大統領の逮捕を拒否しました。バシル大統領は3日、「スーダンは自らの平和と発展に努力し、スーダンに関するICCの決定を無視する」と述べました。また、スーダンのシッディーク外務次官はマスコミに談話を発表し、「スーダンはICCの締約国ではない。このため、ICCはスーダンに対する司法管轄権がない」と強調しました。

 ICCが逮捕状を出した後、数千人に上る人々はすぐ首都ハルツームの街に出てICCの裁決に抗議し、スーダン内閣府前で集会を行い、バシル大統領支持のスローガンを叫びました。デモ参加者はICCは正義を主張せず、事実なしにスーダンの内政に干渉することを非難しました。スーダン民族団結政府に参加する政党はこの日、ICCと最後まで戦って行くという共同声明を発表しました。

 ICCは2002年に設立され、世界で個人の戦争への罪、人民への罪、人種滅亡罪を追及する常設司法機関です。2008年7月、ICCのルイス・モレノオカンポ主任検察官はバシル大統領の民族絶滅罪など10の罪を告発し、大統領を逮捕するようICCに請求しました。これは直ちに国際社会の注目を受けました。多くの国はICCがスーダンの平和と安定に有利な裁決を行うよう希望しました。国連やAU・アフリカ同盟、スーダン周辺諸国の斡旋の下で、スーダン政府は「ダルフール平和協定」を踏まえて、反政府組織と交渉し、ダルフール地区で全面的な平和を実現させる協定にサインすることに同意しました。しかし、一部の反政府組織はこの協定へのサインを拒否し、さらなる利益を図り、ダルフール地区における権利を分かち合うため、協定の大幅な修正を要求しました。スーダンのタハ副大統領は4日、「バシル大統領とキール第1副大統領と私は一致して、スーダン人民が困難を克服し、試練に耐える能力があると信じる。バシル大統領の率いるスーダン政府は憲法の職責を引き続き履行し、国家の安全と安定を確保して行く。ICCの逮捕状を利用してスーダン政府を麻痺状態に陥られせるいかなる企みも失敗に終わるだろう」と述べました。

 逮捕状発行後、国際社会は普遍的に懸念を示しました。国連のパン・ギムン事務総長は、「バシル大統領に対するICCの告発はスーダンの『全面的な平和協定』の実施に不利である」と指摘しました。また、アラブ諸国同盟は4日夜これについて緊急外相会議を開きました。さらにアフリカ連合委員会のジャン・ピン委員長はこの日の夜、声明を発表し、「司法裁判はスーダンの和平プロセスの推進を妨害すべきではない」と強調しました。