当作品もたくみ選先生推しのどんでん返し3選から

(しかし名刺代わりの10作品には入っておりませんでした。)

 

 

2006年初版の作品

 

『シャドウ』

第一章 五人

いきなりお葬式から始まる。

我茂(がも)家の奥さん(凰介君のお母さん)が病死したのだ。

事件性は無い。

式がてら登場人物の紹介かと。

我茂洋一郎 我茂凰介 水崎亜紀 水崎恵 水崎徹

亜紀ちゃんは凰介君の幼なじみ

 

我茂洋一郎 (お薬に頼る)精神科医 (水崎徹も同僚のやはりお薬に頼る精神科医)

ムンクの『叫び』を部屋に飾ろうだなんて。。。

あれはだめよ。精神やられる。。

 

第二章 我茂洋一郎

水崎家の家中に不和あり。

恵さんが自殺。

亜紀ちゃんも車に飛び込み骨折事故。

なんてこったい。

 

第三章 凰介

今時の小学生は作文をWORDで打つのか。

40行×40文字=1600文字 は 400字詰原稿用紙で4枚分に相当。

父のパソコンを借りて打ちプリントアウトしてファイルをゴミ箱へ。

念のためゴミ箱を開けてみると自分が捨てたファイルともうひとつ.. 

 ←むむむ おもしろくなってまいりました。

 

(頁数的にも丁度折り返し地点)

 

第四章 二人

田地宗平(我茂、水崎の恩師) 我茂君。私のカウンセリングを受けなさい ←え?

我茂洋一郎          おかしいのは、あんただ ←ええ?

亜紀             お父さん、おかしいの。 ←えええ?

 

終章  三人

シャドウ タイトル回収

 

精神が病んで妄想をみる人の供述を信用することはできないし。

もうなにがなんだか。。

こんな設定を考えた道尾先生、あんたがおかしい m9 (賛辞です)

 

結論 どんでん返し了解です。

   名刺代わりにはできない作品ということでこれも了解です。

   イヤミスではないのでイヤな感じは残らんのよねえ。