まだ読んでいないあなたが羨ましい!、と

たくみ先生が推す“どんでん返しの3冊”を最寄りの図書館で検索してみるに

3冊とも所蔵しているものの貸出中となっていまして。

ところがです。

隣街の図書館で検索すると3冊とも貸出可となっているわけです。

この前の『ボンボンショコラ~』や『可燃物』も待つ人数が少なかったり。

ひょっとしたらその地域地域で住民嗜好の偏りみたいなものがあるのかも?

 

もっともたくみ先生推しの3冊はいずれも新刊ではなく

『十角館の殺人』 綾辻行人著 1991年初版の作品

『シャドウ』   道尾秀介著 2006年初版の作品

『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午著 2002初版の作品

熱烈なミステリーファンなら当然既読の範疇のものかも。

なので先の考察よりはむしろYouTube見て飛びついた私の様なミーちゃんハーちゃんが あ

 

 

9/23 (月)、台風の影響もありましょうが

いい感じに涼しくて隣街まで歩いて先の3冊を借りに行ってきました。

 

 

『十角館の殺人』

プロローグ

仕掛け人の宣言みたいな。

 

十角館では過去に4名の死人が出る変事件があった。

 

第一章 一日目・島

第二章 一日目・本土

 

Kなんちゃら大ミステリ研究会のメンバー七名が

大分県東岸S半島J崎より角島の十角館に向かった。

俗にいう(怖いもの見たさの)合宿である。

研究会のメンバーには大御所作家の名前をもらったニックネームがついていた。

 

もう一方で参加しなかった者も存在した。

江南と守須。

 ←江南と聞くと江南美人の隠喩かとてっきり

  ←コナンだそうです。

 

島と本土を並行で描写するスタイルとなっている。

 

 

本土組が過去の変事件を追って

p. 98 安心院(あじむ)キター

 

第三章 二日目・島

第四章 二日目・本土

第五章 三日目・島

第六章 三日目・本土

第七章 四日目・島

第八章 四日目・本土

第九章 五日目

 

文章は平易で難なく読み進めることができます。

が、第二の犠牲者が出る辺りまで情報不足でじりじりしました。

 

十角館は火に包まれた。

 

第十章 六日目

p.401-402 

本土組と警部の会話

 

何といったんです

恥ずかしながら、ドイルです。コナン・ドイル

ほほう。大家の名ですな。守須君はじゃあ、モーリス・ルブランあたりですか

ヴァン・ダインです ←あるえ?? 

 

第十二章 八日目

怒涛の独白

 

以降はストレート。イヤな感じも残らず。

まあでもやっぱりp. 402の一行に尽きます。