前々回、前回と全く同様に・・

 

(個人所得―個人支出:個人貯蓄に相当)の積算値 引き算のグラフ② 頂点からのフィッティング

 

巷では米景気よく利下げ後ずれと報じられていますが。

今月も個人支出の方が前月比は高く

グラフを見ての通り全くぶれずに0.5に近づいてまいりました。

あと2点(2ヶ月)で到達見込みです。

 

FOMCのテーマは利下げいつから?ですが

このグラフのピークから1/4になる時期は2024年6月です。

私の見解は特に大きく変わりません。

個人貯蓄がゼロを割る時期は2024年10月~11月の間、

大統領選前に尽きてしまいそうな勢いです。

どーするの? どーするのよ?  戦々恐々です。

 

 

 

以前に米国の双子の赤字が育ってしまうと

最悪“プラザ合意”の様な卓袱台返しがくるんじゃないかと書きました。

その後米国のウクライナ支援の予算が止まって

(ああもう出せないんだろうね)と思っていたところ急転直下で支援再開が可決。

同じタイミングで岸田さんが呼び出されていたので

(日本側から会いたいと言ってもおいそれ会ってくれるわけじゃないので)

これはつまり日本に出させるということなのだろうなあ、と思ったら

高橋先生がそのように(憶測を)おっしゃっていました。

“プラザ合意”は乱暴すぎるので予防策といいますか、結果的には同じことなんですがね。

 

なので岸田さんの訪米の成果は?

ウクライナがロシアに勝利終結した暁には支援の成果としてあげてよろしかろうと

個人的には思いますがその時までおあずけといいますかならなかったら捨て金かなあ?、と。

融資として正式に出して回収、総括まできちんとして閉じてくれればいいのですが

そうでないところにモヤモヤしています。

本来の出資者スタンスなら

ウクライナにも米国にもロードマップを出させていつまでにこれこれと約束させて

実現可能性、内容検討をしてから出す、出さないの意思決定をすべきなんです。

(相手国に作戦を明かす様なまぬけな行為はすべきでないので)

我々の様な一般の民に向けて報連相しなくてよいのですが 

実際のところどうなんでしょ? どこまでやってくれていますか?

野党さんもそこら辺は突っ込まなきゃいけないのですが。

ジャイアンのふりあげたこぶしに負けて言われるがままに出すスネオポジションにみえます。

 

 

 

昔は地上波の番組に“ニュース女史”というのがありまして割と好きでみていました。

MCに長谷川さん、須田さん、武田先生、藤井先生、高橋先生、たまに上念さんやら上杉さんやら

本音ベースで聞ける数少ない番組でしたがほぼほぼ皆さん干されてしまいました。

最もわかりやすい事例は東日本大震災の時の原発メルトダウンでしたね。

地上波の他情報番組では絶対に報じないけど、

上杉さんが海外のレポートを拾ってきたり武田先生がご自身の計算からメルトダウンを主張され。

他の番組や雑誌ではデマゴーク、デマゴークと散々叩かれたわけです。

なるほど所詮はプロパガンダよねえ、と。

 

 

ドル円は157円間近。

介入来ませんね。恐らく米国にやるなと言われたのでしょう。

(節目節目で電話かけてプッシュするのでしょうけども)

日銀が利上げをすればたちどころに下がるのですが

やれない、できない、足元を見られてるといったところでしょうか。

かと言って輸出産業やら現地法人からの吸い上げでどれほど稼げているかって

内需2%上げてくるほど稼げていないんですよね。

 

 

 

日経平均は調整来てますね。

これはまあマイナス金利解除、YCC撤廃の日銀アクション後に調整が来るであろうことは

想定の範囲であったと思います。

問題はこれが奈落の始まりか、

今が絶好の押し目でこれから年後半に向けて二番天井を目指すのか、

ここはだれもわからない。

わかってるひとは口外せずにこっそり稼ぐんだと思いますがね。

 

 

新NISAは(旧)NISAと比べ縛りが緩められた、改善されたことは事実でありますが

あくまで所得税に対する優遇制度でありますから

所得、そのつまりどう稼ぐの? というのが最優先課題です。

そもそも投資はリスク=プレミアム、

リスクを背負うひとに対して報酬を支払おうというものですから

リスクにどう対処しますか?

稼げる戦略、戦術があるひとはやればいいのですが

丸腰で飛び込めば火傷をするであろう、と。

 

誰もが物語その一頁には胸弾ませてはいってゆく

ぼくの部屋のドアに書かかれていたはずさとても悲しい物語だと  えええーショーヤン???