前々回の熱力学の第二法則のところの補足から

細かい話になりますが所得税は(計算に入れれば)不可逆過程となります。

ただしNISAの様な免税優遇制度もありますから

しかるべき手続きを踏めば少なくとも一部は可逆過程になり得ます。

 

 

理想気体の状態方程式

 

pV = nRT

 

は見た目簡易で覚えやすく重宝するのですが

いざ別ジャンルで使おうとすると途端につまづくのです。

 

n ってなんぞや?

モルですがなにか? モルってなんぞや?

アボガドロ数個の原子を1セットとして1モルと

アボガドロ数ってなんぞや? 6.022E23

その数字どこから来た?

原子量1(= 水素原子)1グラムの原子数がアボガドロ数で

1グラムってなんだっけ?

水1立方センチメートルの重量を1グラムと

ああそうだった 水基準で体積と重量の関係を示してたんだっけ

となるとアボガドロ数は原子の重量からサイズを割り出す数値と言えなくもなく

 

んで

気体定数Rってなんぞや?

※0℃1気圧の空気の体積が22.4Lの関係を表した式の比例係数

またボルツマン定数とアボガドロ数の積で表され

また出たかアボガドロ!

ボルツマン定数ってなんぞや?

※0℃1気圧の空気分子1個の気体定数に相当

また状態数とエントロピーを関係づける物理定数として知られ

そうそう 状態数の対数をとって比例係数をボルツマン定数k、と

 

いやだからじゃあ例えば株式の世界の何に相当するのよ?

 

その後自由気体モデルに照らした時の分子量に相当するものは何だろうかと考えておりました。

直観的にはおそらく単元、もしくはそれに関連した数値なのであろうと。

出来高を量示量性状態量と解釈すれば単価 × 単元(分子量)×枚数(モル数)の総和になるのであろう。

 

単元購入価格を上回る余力(≒収入ー支出)を持ったひとが参入資格を持つ、

ここもおそらく検証には至らない、至れないのでありましょうけども

全てのひとに渡って総和をとり人数で割ったものが平均余力、

それを単元購入価格で割ったものが一人平均の参加枚数(投票券の枚数)→モル数nと。

 

けれども前回のインフレ状況の見積もりでやりましたが

投資と消費は競合するといいますか 同じ余力を奪い合うのでありまして

 

◎どちらに充てようか判断分岐点がいわゆる実質金利

※名目金利(みかけの金利)から予想物価上昇率を引いたもの

 

実質金利ゼロならば引き分け、

投資:消費:保留(貯蓄) = 33%:33%:33%として

むむむ~ 分配関数どうする?

奇関数..

最もシンプルなのは一次関数 y = x

次いで三次関数 y = x^3  

もしくは三角関数 y = tan (x)  あたりか。。

 

 

ちなみに

自由気体は通常3次元空間で扱われますが

株式に対してはとりあえず買いか売りか、単位数、の1次元で考えています。

先物は? ストック・オプションは? となると次元拡張の余地はあるかもしれませんが

まだそこまで頭が回りません。