2015.08.09追記 文緒ちゃん改二 目元を若干修正



2015.07.05追記 文緒ちゃん改


紆余曲折がありましたが島壁画の工程も確立できました。
いつかお庭で壁画をやる時には使えると思います。


2015.05.05



以前街絵でやった文緒ちゃんの島バージョン なのですが・・
床絵から壁絵への移植はそれなりの修正が要るんですね。
壁絵は斜めに立ったものをパソコンのディスプレイ平面に射影するので、~cos40°程度横が短く相対的には縦長(面長)になってしまいます。

モザイク画的には島素材はおもしろいですね。
街絵、お庭絵とはまた違った趣があります。
ただ街のタイルとは違い画素ひとつひとつを手作りするのでざっくり3ヶ月の時間を要します。
この苦労は島を作りこんだ方だけにしか通じないものと言えましょう。
その苦労の分他者からはデッドコピーされにくい、むしろ数ヶ月を費やしてまで同じ道を辿ってくるならその相手には愛情を抱くことができるのではないでしょうか?



文緒(街 vs. 島)


あらためて並べて見ると違い(歪み)に愕然とします。
原作者様ごめんなさい。
文緒ちゃんを貶めるつもりは毛頭ないんです。
後付けながら理由を考察しました。

a) 街絵、お庭絵の場合
床面が角度θだけ持ち上がっている、もしくは床面を角度θで斜視しているとすると、


縦/横 = sinθ / 1

b) 島の壁絵の場合
壁面が角度θ傾いていることに加え、鉛直Z軸を中心にφだけ回転しているとして、


縦/横 = cosθ / cosφ

θ< 45°であろうことを想定すると
街絵、お庭絵は原図よりも縦が短くなり、
島壁絵は街絵、お庭絵に対し二重に縦長となる効果を有しています。
今のところざっくりθもφも35-40°程度を想定しています。

島の辺の角度を計ったところ φ~ 27°(0.47123rad)ありました。


また島に出る太陽の形が真円であることを確認しました。
ちなみに左右対称です。(※お庭は非対称。)
※2015.9.02追記 お庭も左右対称φ~26°でした。
よって太陽が動いても形は変わりません。
作り手の方はもちろんθもφも踏まえて太陽を描画されていると思われますが、余計な手間を増やしたくないとすればθ=φ=27°に設定している可能性があります。

仮にθ=φ=27°→0.47rad とした時,
sin27°=sin(0.47rad)=0.453, cos27°=cos(0.47rad)=0.892 となり
島の壁絵の縦横比は街絵、お庭絵の縦横比の (cosθ/cosφ)/sinθ=1/0.453=2.2
縦が2.2倍長く(面長)になりますので街絵から島壁絵に移植する際は街絵の縦を1/2.2に縮小したものを使えば原図にかなり近づくものと思われます。


考えられる理由(言い訳 ^ ^)をごちゃごちゃ書きましたが、
現実的には○を描いてみるのが手っ取り早いのであろうと思います。
まずは○を菱形グリッドに描き、街床なり島壁なりに移植します。
画像をキャプ、扁平度を見積り、原図(今の場合は○)に逆補正をかけます。