いつも気になっていたことですが…
お昼ごはんの話し。
某牛丼チェーン店(居酒屋なども含め…)に来店すると…
いらっしゃいませー
「お一人様ですか?」「こちらどうぞ。」
と言われます…
時には、、、
いらっしゃいませー
「お二人様ですか?」「こちらどうぞ。」
とも言われますよね。
でも、、、
「お三人様ですか?」
とは、、、、、言われません。むしろ言いませんよね??
もう少しクドクいいます。
いらっしゃいませー
「おヒトリ様ですか?」「こちらどうぞ。」
と言いますよね。
時には、、、
いらっしゃいませー
「おフタリ様ですか?」「こちらどうぞ。」
と言いますよね。
でも、、、
「おミッツ様ですか?」
って言わないですよね〜??
ないないないε-(´∀`; )
不思議な言葉遊び(^^;;
「3人から数字が変容しています!!」
何故か。
和語、漢語、外国語と言うのがあり、それぞれを区別せずに使用しているからでしょう。
例えば、、、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、、、
これが和語と言われる一つの言葉です。
それに対して、
1、2、3、4※、5、6、7、8、9、
と言うのがいわゆる漢語です(字は英数字にしています)。
※ただし、4に関しては一般的には「シ」と読むように言われていますが、それでも「シ」と読むのか「ヨン」と読む時に分かれます(例えば、お札を数える時など「シセン円のお返しです」と言いますか?)。
7に関しても同様に、気づかないうちに、言葉を使い分けているわけです。
公務員になると(国、地方あるいは省庁にもよりますが)「公用文」を使うことが多くなります。
特に公文書の作成をするにいたり、広く一般の人に周知するため(法令や告知、通達、条例など)に「公用文」を用いります。
それを使用する以前に、前述した「和語」「漢語」「外国語」を区別しておかなけれなりません。
うるさく言われていた時期がありました(今は直接そのような立場にはかかっておりません)。
前述の続き、、、、
そもそも、何故「お客さまをカウントする際に三つから、3人になるのか」
一説によれば(諸説あるようです※)、平安時代(大和朝廷)の前後、王室(お殿様)に、お客様を向かい入れる人数はせいぜい、一人〜二人だったことから、3人以上からの和語を用いる習慣は無い(※教えてもらった時の説明です)とも言われているそうです。
もちろん、理論的、科学的に和語、漢語、外国語が変容してきている経緯もあります。
それまで話すと、承知の通り、本を読むことになりかねませんので、今回はここまでとさせていただきます。