ブログリレー第9走者中原です。
6区でやっと新入生が登場したかと思いきや、そこから雅明、芳悠と続いてまた3年かよと思っている方もいるかもしれません。そのことに関しては指名したよしはる君に文句を言ってもらってこのブログは優しい目で読んでもらえたら嬉しいです。

1.中原諒二
2.経済学部総合経済学科3年
3.出身:福岡県久留米市(福岡県の下の方)
4.部活経歴:卓球(中学)、陸上部中距離(高校)
5.今年度の目標:バラモンキング完走、後悔しないよう就活をする

目標に就活を掲げているくらいなので自己分析がてら自分を振り返ってみます。

僕の出身は福岡県久留米市の三潴(みづま)町という所で「水沼」が町の名前の由来と言われるほど田んぼと水路がたくさんあるのどかな町です。僕は小4の頃から野鳥が好きで、放課後や土日には1人デジカメを持って外を歩きまわっている変な子供だったのですが、それはこの豊かな水と緑の環境の産物と言えるでしょう。
(地元の素晴らしい景色を表紙画像にしているのでぜひ見てみてください。)
とにかく運動、自然、生き物が大好きというザ田舎っこのような小学生時代を過ごしました。

中高生時代では部活、勉強に打ち込むようになりました。個人的に振り返ると、中学で社会性を身につけ、高校でその社会性を損ないながら自分らしさをしっかり持つようになったという印象です。

自己分析がてらなんてかっこつけて小学生時代を語り始めましたが、大事な中高生時代をたったの2文で終わらせてしまいました。ちょうどいい文量で書くのってとても難しいですね(決して面倒くさくなったわけではありません)。

今年の目標についても少し話そうと思います。
1つ目のバラモンキングは就活に向けての区切りとなる最後の大会としてエントリーしました。4年になって可能であればまたトライアスロンの大会に出たい気持ちはありますが、先の理想のことは置いといて一旦はしっかり「やり切った!」という気持ちを持って次のステージに進むべく、それにふさわしいバラモンキング完走を目標に日々練習をしています。

2つ目は後悔しないよう就活をすることです。書くのは簡単ですがこれはとても難しいですね。これから1年弱の間に正解がない無数の選択肢の中から人生に関わる大きな決断をしていくことになります。今は転職が当たり前になってきていて、いくらでもやり直しがきくという見方もできるかもしれませんが、それはこの新卒での就活を軽視する理由にはなりません。
なぜならこれだけ時間をかけて自分と向き合って周りにも助けてもらえる就職活動はおそらく最初で最後だからです。ただまあ、正解がない以上どうすれば後悔しないかなんて分かりません。ただこれからの就活というのはそれだけ大きなライフイベントなんだということを肝に銘じておくことが後悔しないための第一歩なのではないかと勝手に思っています。
今さっき自己分析はしょってたやつの言葉とは思えませんが、こればっかりは真剣に取り組んでいこうと思っています。

とても長くなってしまいましたが、
本題に入って芳悠からの質問に答えていこうと思います。

Q1.なぜトライアスロンを始めた理由は何?(原文ママ)
すごく問い詰めてくる質問文ですね。理由は3つかなと思います。1つ目は、3つの種目をやるのが楽しそうだったから。2つ目は、高校時代陸上部で故障が多く、また毎日走るだけの日々はしんどいかなという思いがあり、トライアスロンが魅力的に見えたから。3つ目は、高校時代陸上を通していい仲間にたくさん出会えて似たような競技性を持つトライアスロンでもきっといい仲間に出会えると思ったからです。
実際のところ、いい同期、先輩、後輩に恵まれて楽しく過ごせていて、皆にも入部を決めた過去の自分にも感謝です。それにこの質問をくれた芳悠のような自分と趣味が近しい人に会えたのも個人的には結構嬉しいことでした。

Q2. トライアスロンをしている自分の姿で一番かっこいい場面はどこ?
難しい質問ですね。誰しもがそうですが、スイム、バイクを経て最後まで一生懸命に走るランでの頑張りはかっこよく映るんじゃないかなと思います。
(関係ないけど、去年の西日本インカレでスイム九州1,2で上がってきた健人さんと太一はめちゃめちゃかっこよかったですね~、審判でしたがトランジで爆上がりしました。)

Q3.自分のモチベーションを上げるためにしていることは?
モチベーションを上げるためにしていることは、自分を褒める、褒めてもらうことですかね。
僕は練習がうまくいったり少しでもタイムが上がったりしたら例え周りに比べて遅くても、「頑張ってる!」と思える性格です。なので小さなことでも自分を褒めて自己肯定感高くトライアスロンに取り組んでいます。またその成長が皆との練習で現れたときには、「いやー、諒二速くなったねー」的な言葉を皆から引き出して喜びを感じています。

Q4. 尊敬している人は誰?
高校陸上部のT先輩です。中長距離の選手でひとつ上の代の部長をされていました。先輩たちの代はコロナで引退試合がなくなり、休校明けインターハイ中止のお知らせで引退が確定するという何ともやるせない経験をした年代です。当時から勉強にも部活にも一生懸命でとても尊敬していたのですが、先輩はその不完全燃焼の中受験を乗り越え、現在は九大陸上部の長距離パート長をされています。
そしてなんと!先週の九州インカレ男子5000mで優勝を果たしているではありませんか!
(九大の選手が5000mで優勝するのは84年ぶりの快挙だそうです。)
とても優しく面白い一面もあり本当にかっこいい背中を見せてくれる先輩です。

Q5. どんな時に幸せを感じる?
家で好きなYouTubeとかをみながらご飯を食べる時間は幸せを感じます。だけどご飯食べ終わった後も動画を見続けて時間を無駄にしちゃうと嫌な気分になりますね。某メンズコーチに「厳しいって」と指をさされているような気持ちになってしまいます。


そして最後のパートは自分を語るには不可欠なものの紹介です。
前2人はルールをちゃんと読んでいないのかこの部分が抜けていましたね。ここでフォーマット通りに戻しましょう。
自分を語るうえで欠かせないものは野鳥です。
今から野鳥の話長々とされると思ったら読む気がなくなった人も多いと思います。普通に鳥の名前とか出しながら書くので興味ない人は特別にここまでで読み終えた判定をあげることにします。ここまで読んでくれてありがとうございました!

では本題に戻って、
不可欠と言っていますが、実は野鳥にかけた時間で言うとピークは小学校高学年です。中学生から生活のほとんどを部活中心で生きてきています。それでも趣味はありますか?と聞かれたときに野鳥が好きだと答えられるくらいの知識はあると自負しています。
野鳥との出会いは小4です。家の裏で薄っぺらいコンデジで色んなものを撮って遊んでいると、隣家のフェンスにオレンジ色の小鳥が現れて慌ててぼやけた写真を撮りました。
この鳥は「ジョウビタキ」という小鳥のオスでした。冬に見られる小鳥です。身近にこんな綺麗な色をした鳥がいるんだ!という感動は今でも忘れられません。それから4年の冬にお年玉で少しいい自分用のデジカメを買って家の周りを歩き回るようになりました。
5年生でもお年玉でまた少しいいデジカメを買いました。このデジカメは3カ月前くらいまで現役で頑張ってくれていた相棒です。そんなこんなで小学校4年~6年の自由研究は「身近な野鳥図鑑」でしたね。今思うと普通にずるですが、毎年種類が増えクオリティを上げていたので先生も許してくれたのかもしれません。

野鳥観察と聞くと持ち歩けないくらい大きなカメラで三脚を立てて待ち構えるというイメージがあると思います。僕の場合はそんなお金もないのでひたすら歩き回って野鳥を探すスタイルでした。1人で散歩するの好きなのでそっちの方が性に合います。
ですが、ちょっとでも鳴き声、足音があると、何か見られるかもしれないとその場を離れられなくなり、極寒の中何時間も同じ場所にじっとしていることもありました。鼻を垂らしながらじーっと粘り続けて「ヒクイナ」という水鳥を撮影することができたのはとても嬉しかった思い出ですね。
見たことのない野鳥に出会えた時の胸の高鳴りと、それをどうにか抑えながらシャッターを切る一連の流れは本当に興奮します。

また野鳥というのはその名前の由来もとっても面白いんです。文系すぎるかもしれませんが日本の古語がたくさん残っていて名前の由来に関する本もあるくらいです。
2つだけ紹介しようと思います。
1つ目は僕が野鳥を好きになるきっかけになった「ジョウビタキ」という鳥についてです。この鳥はヒタキ科に属す野鳥です。このヒタキ科の鳥は短く「カタッ」「ジッ」などと鳴くことが多いです。「ヒタキ」。ここまで読んでくれた鳥好きの皆さんならお気づきだと思います。正解です。この音が火を焚いている時に薪がパチッとなる音に似ていることが「ヒタキ」という名前の由来だと言われています。万葉の時代の生活がこんなところに残っているのはとても素敵なことだと思いませんか?僕はそう思います。
2つ目はある色についてです。緑色ってありますよね。平仮名で書くと「みどり」。なんと、「とり」の2文字が隠れているではありませんか。これに関しては諸説あるのですが、一説では「カワセミ」という鳥が色の名前の由来になっていると言われています。
「カワセミ」は昔「そにどり」と呼ばれていました。川にいる「そにどり」これが転じて「カワセミ」になったという感じです。そして「カワセミ」は漢字で「翡翠」と書きます。これは「ひすい」という緑色をした綺麗な石の名前でこれで「カワセミ」と読みます。

この綺麗な「カワセミ色」、昔でいうところの「そにどり色」。そにどり色、にどり色、みどり色!というのが「カワセミ」が緑色の語源であるという説です。(小学校の頃に読んだ内容なので多少間違いもあるかもしれません。)
昔の人たちと野鳥の距離がいかに近かったかうかがい知れるこれまたとても素敵な話だと思いませんか?僕はそう思います。

こんな話をもっと聞きたい人はぜひ僕の野鳥YouTubeチャンネルを登録お願いします。(やってません。)

本当にいくらでも語れてしまうので止め時が分かりません。もう少しだけ語りたいので、最後に一度は出会いたい野鳥ベスト3でも発表して皆さんとお別れしようと思います。

第3位!「ヤマセミ」…カワセミの仲間で鳩ほどの大きさがある野鳥です。『おおかみこどもの雨と雪』というアニメ映画で雨が捕まえようとして失敗しちゃうあの鳥です。この鳥が渓流で魚を狙っている瞬間は想像するだけで絵になりすぎます。
 
第2位!「アホウドリ」…滑稽な名前を付けられ乱獲された悲しい歴史を持つ鳥です。お化粧をしているかのような綺麗な顔立ちで、翼を開くと240センチもある大型の海鳥です。「ダイナミックソアリング」という羽ばたきを極限まで減らした素晴らしい飛翔技術を持っています。

第1位! 「イヌワシ」…日本で一番かっこいい鳥「空の王者」です。漢字で「狗鷲」と書くのですがこれは天狗が由来と言われています。昔の人に伝説上の生き物に例えられるほどの迫力を持つ大型の鷲です。人間の8倍の視力を持ち、1㎞以上先の獲物を上空から見分けることができます。バスケなどでコートを俯瞰できる能力をイーグルアイと呼ぶのも納得だと思います。

好きなことを語るのは楽しいですね。
ここまで読んでくれてる人いないと思っているのですが、もしいたら本当にありがとうございました。

それでは次は、しっかり者の後輩です。