ラン練習4/11

タイから帰国した大澤です。久々のラン練習でした。

メニュー

アップ、体操、ドリル

8キロビルドアップ

ダウン

今回の練習のメインは8kmのビルドアップでした。僕は1kmごとに、4分20から5秒ずつタイムを上げて最後3分45まであげました。

一緒のパックには仲さん、太一、雅明がいました。今回は太一と雅明が引っ張ってくれたので何とか予定タイム通りに走れました。

1.練習の感想

ビルドアップの最初の方は、ペースが遅いため余裕があったのですが、4km地点ぐらいから呼吸が荒くなりました。ただ、きつかったのはその4kmだけで、その後はゾーンに入ったのか呼吸が安定して、比較的リラックスして走ることができました。

2.練習で意識したこと

今回の練習で特に意識したことは、フォームです。特に足が地面に接地するときの膝が進行方向に向くように意識をしました。僕は、O脚でガニ股なので普通に走ってしまうと膝が外に向いてしまいます。そのため、接地した足を外側に蹴り出すことにより、膝が外に向くことを抑えることができました。最近はジョグの時などそれを意識しているので、今回練習でも意識しながらビルドアップができたので良かったです。

3.蟹股がダメな理由

蟹股を直すという話をしていましたが、なぜ蟹股がダメなのかについて書きます。キック時につま先や膝含めて、脚が外側に向くような動きになると、それに伴って骨盤が後ろに残りやすくなります。すると脚全体が体幹部よりも後ろに残ってしまうことになり、次に膝を前に引き出すのにより大きな力が必要になってしまいます。また、ヒトを上から見たときの動作を、「水平面での動き」と言います。走っていて膝が極端に外に向いてしまうと、必然的に骨盤含めた下半身の水平面での回転力がかなり大きくなってしまうことが考えられます。そうすると、それを補うために上半身で大きな逆向きの回転力を生まないといけません。上半身の逆向きの水平面での回転力を大きくするためには、腕を横振りにした方が良いとなります。よって、脇を大きく開いて、横振りになった腕振りでは、腕振りの力を縦方向の力に変えることが上手くできなくなってしまいます。

よって、腕を無理に縦に振るのではなく蟹股を改善することにより、腕が立て振りになり、前向きの力をもらうことができるということがわかります。