今回のペルー滞在中に知り合ったお友達のご姉妹が亡くなったとの連絡を受け友人と一緒にお通夜に行くことになりました。
ペルーでお通夜に行くなんて考えたこともなかったので、喪服などはもちろんありませんでしたので、とりあえず黒っぽい服を着て行きました。
クスコの夜は冷えるので、ヒートテックをしっかり着込んで。
友人に、ペルーではお通夜に参列する時は何を持って行くのか訊ねたところ「お酒を持って行くことが多いよ」とのこと。
会場に着いてみると、このような感じでした。
マリア様に見守られるように棺が置いてあり、私が着いた時には棺の四隅にご家族の方が四人立っておられました。
8人兄弟だったとのことでたくさんのお花も飾ってありました。
イスの配置が日本とは全く違って、中央は開けてあり三方の壁際にずらーっと棺を囲むようにイスが並べてあります。
別室では食事の支度をされていて、人が集まると食事が出されました。
鶏肉、ジャガイモ、ユカ芋、野菜にお米まで入った一皿でお腹いっぱいになるスープをみんなで食べます。
食事が終わると今度はお酒。そしてギターの演奏に合わせて参列者が歌います。いろんな人が入れ替わり歌っていました。
それからやはりお通夜でも、ひたすら、みんな飲む!飲む!
そしてご家族の方が、何度もコカの葉を配って回られました。
クスコの夜は寒いから、コカの葉を嚙みながら、お酒を飲んで体を温めながら一夜を耐え忍ぶのだと友人が話してくれました。
本当に貴重な体験をさせていただきました。
故人のご冥福を心よりお祈りいたします。
これは余談ですが・・・
会場に着いたときに、一人の女の子が何か叫びながら興奮した様子で私に駆け寄り抱きついてきました。そのあまりの勢いに私はよろけて女の子に抱きつかれたまま倒れてしまいました。「え!? 何!?
」と驚く私に、友人は笑って言いました。
「この子は韓国ドラマが大好きで、韓国人みたいな人を見るのが初めてで興奮してるのよ!!
」
私たちがヨーロッパ人を見て、どこの国の人か区別がつかないように南米の人たちにとっては、日本人、韓国人そして中国人の区別はつかないようで、みんなひっくるめて Chinoと呼ぶと聞きます。私を見て韓国人だと思っても無理もありませんが......
韓流スターに会ったような反応を受け、生まれて初めての何とも言えない不思議な感覚を体験しました。



