表面記事
●市政への教訓も多く残したコロナ問題
新型コロナウイルス問題は前号でも書きましたが、新自由主義の在り方を問いかけ、様々な教訓も示しました。すべて語りつくせませんが、今回は市政にもかかわるいくつかのみ指摘をしておきます。
議事録作成の重要性
政府専門家会議が議事録を作成していなかったことが明らかになりました。重要な政策決定の過程がわからない、ということは将来その判断の是非を検証することができないということです。ですから、自然災害時とかだけでなく、市民生活のあらゆる政策決定の議事録を残しておくことが必要です。
公的施設・業務の削減や民営化の問題点を露呈
公立病院や保健所を削減してきたことに、その当事者だった人たちが今反省の弁をあちこちで述べています。人の命にかかわる事までを儲けの対象にするやり方を見直すべき時に来ていますが、特に新統合病院は感染症対応とし、ベッド数も増やすべきです。
避難所のあり方
今回のような感染症流行の時に災害が起きたら避難所はどうあるべきか。政府は「通知」「連絡」などの文書を自治体に出してはいますから、市は現避難所計画を「3密にならない避難所」に練り直し、具体化が求められます。ただ、国がその財政支援を保証しておらず、これは大きな問題です。
学校のあり方
やっと学校は6月15日から通常通りの登校に戻りました。しかし感染の2波、3波が予測される中、早急に少人数学級にしていく事が求められます。
市の家賃補助対象業種拡大
西宮市が独自にコロナ被害を受けた事業者に家賃補助(売上2割以上減で10万円を上限に1か月分)制度を創設。しかし、鍼灸院や借地のみ(建物は事業者名義)は対象外でした。私は市民からの要望を受けて対象を拡大するように求めていましたが、どちらも実現することになりました。
高齢者交通助成事業の購入券配布は7月以降に(今回は半額から全額に)
70歳以上の高齢者のお出かけ支援制度として好評の高齢者交通助成チケット。今年はコロナの影響で例年より約1か月遅れで7月末頃に(この制度は今年度で最後となります)
裏面記事
・火垂るの墓記念碑が新たに震災公園に
作家の野坂昭如氏の自伝的小説「火垂るの墓」。アニメで観た方も多いのではないでしょうか。降り注ぐ火の玉のような焼夷弾と、池の畔の防空壕近くを飛ぶホタルとをかけ合わせた題名です。舞台は神戸の御影と西宮で、御影にはすでに記念碑がありますが、このたび西宮市奥畑にある阪神大震災記念公園(満池谷のニテコ池横)内に記念碑が建立され、6月7日に除幕式が行われました。
奥畑にある震災公園内に建立された記念碑。左下の花は、甲陽園にあるアンネの
バラ公園から移植されたバラです。
