TRIANGLE -139ページ目
帽子下隠した
目蓋覗く恨み事吐いて
赤い舌出して呪う
全ての受理した
世界の電波異常
「何処に行けばいいの?」って
馬鹿でしょう
そうでしょう
不明のアーティスト
どうしても越えたいなら
死に物狂いで走って
突き立てた中指
殺したい程憎いって
また蹴飛ばす様に
その先を見据えるのに
立ちふさがる心理戦
風の香り足音止めて
掠めた温度に
きっと許したいって思ってる
「立ちあがりなよ」って
分かってんだよ
どうすべきかも
どうするかも
小石に突き刺さる様な
日差しと視線の中
視線を落とした独り言
僕だって出来るだろう?
君の許しなんて
僕には必要ないんだよ
分かってるんじゃないの?
きっとこれが正解だって
信じてなくてもそうなんだ
燃える様な心ん中と
頭ん中でリピートされる
再生された音楽も
馬鹿みたいに反響して
「きっと許される」って
誰の許可なのか
僕の未来は
僕のもんだろう?
耳元で動き出した
全ての機械音と電子音に
全部全部許されて
隠したはずの視界すらも
リムーブされた世界で
きっと呼吸してる
きっと生きている
僕らはそんな世界の反乱分子で
「それでもいいじゃないか」って
叫んで中指突き立てる
二度目のデジャヴ
何度も繰り返される世界で
疑心暗鬼の陽炎賛歌
リブートした自分のシステム構造
組み立てた心の小さな箱の中
僕はまた笑うんだ
「僕の勝ちだ」
思い出して、
思い描いて、
夢の奥
目蓋の裏
君の瞳と
揺れ動く感情
また出逢う、
また過ぎる
曖昧な境界線と
君に触れる心
カラフルな世界
僕は泳ぐよ
また知らんふり
もう苦しいから
連れてってよ
そうすれば
あれがこうなって
それがきっと、
きっと、
そうだって
笑えるからさ
また笑いたいよ
君と二人
繋がった掌も
もう思い出せないけど
変わらないよ
知ってるけど
見ないふりを続けて
笑えない、
冗談だって
そう言ってほしくて。
だけどさ、
僕は幸せだよ
君と出逢えて
また君は目を逸らすけど
僕が知らない世界で
決まった道を歩いて
辛くても、
苦しくても
それが正しいんだって
そう思えれば
何よりも
誰よりも
幸せになれるから
頑張るよ
君が優しく笑う
君が優しく諭す
二人ぼっちは卒業だ
今日から歩ける様に
今日から笑える様に
その胸元に
抱え込んだ光の束
美しき日々よ
花弁の残響は儚い
それならばと
祈る全てを手向けて
願うその口を
その掌を
華と差し出そうか
おやすみよ、
また明日がくれば
世界は巡るであろう
ならば我らは
今だけ夢を見よう
口付けた祈りを
美しい日々を
また明日から築く為に
花束は彩られた願い
請う者も許す者も
全てが象られる
日の出の象徴
赤く染まり上げる
祈りの日々を
淡く合わせたその掌を
また握り返す様に
おやすみよ、
今も昔も、また未来も
きっとどれも美しい
そして次目覚めれば
またいつもの世界
いつもの日常
だがそれも美しい
どれも美しい
祈りの日々
願う世界
ならば我らは
静かに瞳を伏せよう
それもまた
胸元で祈る
世界の願い
おやすみ、
そしておはよう。
その胸元に光る
花束を手向けて。
全部全部無くなってしまえ
最初に戻って
いっそ、何もなければ
苦しまなくていい
悲しまなくていい
憎まなくていい
辛くなくていい
寂しくなくていい
悶えなくていい
軋まなくていい
虚ろに、
憐れに、
その目を逸らす様に
その目を殺す様に
その目を潰す様に
その手を払って
その腕に爪立てて
その身体に突き立てる
戻れ、
戻れ、
笑顔とか
涙とか
世界とか
光とか
闇とか
正義とか
悪とか
無くなって
最初から
最初からやり直す様に
世界を
僕を
君を
最初から巻き戻す様に
なくなってしまえ
なにもかもぜんぶ
さいしょにかえれば
きっとそれがしあわせ
私に誰かを笑う権利があるか
私に誰かを指差す権利があるか
私に誰かを断罪する権利があるか
私に誰かの生を否定する権利があるか
私に誰かの死を決定する権利があるか
私に意味はあるか
私に理由はあるか
それは、
『私』の否定ではないのか
私は
私だ
知らぬ誰かが
誰かであるように

