大丈夫

 

一つ呟いて立ち止まった道の真ん中で

貴方は笑って手を振っている

繰り返し呟いた言葉は

いくつも足元に転がっては

積み重なっていく

 

大丈夫

 

そう言ってくれた貴方は

振り返らないで走っていく

いつだって先を行くその背中は

遠く遠く遠ざかって

戻れないことも分かっていて

 

大丈夫

 

力強く踏み出した足と

大きく吸い込んだ呼吸と

迷いを断ち切った瞳と

その全てを抱えて

貴方は歩むことを選んだ

 

大丈夫

 

なら今度は僕は届けよう

貴方に祈りと祝福と

貴方がくれた言葉を捧げよう