僕が僕で在る事を
僕自身が疑う事を
きっと貴方は許してくれない
知ってるんだ
それでも先に行く事を
精一杯腕伸ばして
拒まないでくれよ
思い出は綺麗なままで
忘れてしまうのが一番だろう?
どこまでも広がる傷を
放っておいたって
何れは塞がるさ
それまで疼いて泣いたって
立ち止る理由も責任もない
忘れたってそれは罪じゃない
僕が行く道を
貴方が行く意味を
僕は正しく理解して
足を止めて振り向く
どうしたって泣いているのさ
笑って送り出してくれと
何度言ったって聞いてくれない
知っているんだろうって
泣いた雨の事を
僕は何時だって覚えている
許してくれないのは
一体どっちなんだ
正しさと虚しさの間で
どれだけ泣いたって
そういう事だったんだって
分かっている世界の端で
泣いている君の腕を
僕がもう一度触れる未来を
僕は、何時だって。