吸い込んでは

吐き出して

私は此処で

息をしている

許された時の中で


目蓋に落ちる日差しは

柔らかな土に降り

花咲く時を待って

それでも愛しいと

泣いた貴方の頬だって

乾涸びていたのに


喉の奥を突き刺す

音は何時だって残酷だ

青に沈んだ空は

貴方を追いかけるには遠い


立ち止って

心臓を確認する

鼓動は鳴り止まないで

痛みを積み上げていく


それは正しいの?

それとも間違い?

分かりもしない事を

いくつも並べたて

走れもしない足で

立ち竦んで


守れないその胸を

悼むその心を

貴方は何も知らないで

日差しが刺し殺す

貴方の夢の痕に

私を横たえて覗きこむ


それは愛と

貴方が笑う


その青の下で

私は手を振り翳す

喉が焼けていく

胸は穴が空いたまま

貴方が先をゆく

私も追いかけて


そうして、

そうして。