底に落ちた冷たさで

緩やかな終わりを

静かに眺める


それでよかったのだろう

君の掌の温度を

何時しか忘れた僕では

君の微笑みを

守る事は出来ない


救いはそればかりと

君の足跡ばかりを

追いかけては途切れる

呼吸の音は

未来には繋がらない

それを知ってなお

僕は諦めきれず

呪縛の糸を指先から零す


笑ってほしいと

願うことすらも

傲慢に振り翳された

力の在り方を騙る


その先に続いた

終わりの夢は

君を最後に埋めて

閉ざしたその瞳を

眺めるだけの世界を

僕は独り繰り返す


悲しみに満ちた意図に

僕は君を愛するだろう


それでも幸せだったと

世界の終わりを夢見る様に