正しさを選びとる

それが正義などと

語るだけ無駄な世迷言を


呼吸を求めて

鋭利な言葉を吐き出す

泣き出す子供を置いて

一足飛びに大人になる

残酷な世界ばかりが

浮き上がっては溶ける


その目蓋の裏に映る

滲んだ閃光を握り締めた

痛みは伴わない

夢の様な刃が

犠牲を積み上げていく


叩き上げた正義の盾が

その笑みを最後にしていく

塗り潰した感情の音を

どれだけ踏み躙り


それは残酷なのか

呼吸を望んだ願いを

例えその右手が

振り下ろしたのだとしても

それは正しさという

一つの答えを弾き出す


誰彼と分かりあえない

それだけが一つの選択だと

正義を折り曲げた花を手向けた