それでいいのか

例え話で離れた心を

僕らの口から出た音を

紛れもなく僕らが

折り畳んだ心の証


単純に終わらせた

雑然としている感情論で

僕らが間違っている事を

君は知っていたのだろうか

何一つ分かりあえないまま

僕だけが悪者のまま


君が向けた敵意を

僕が返した悪意を

捻じ曲げた善意を

押し潰した好意を

何時だって

僕らは蔑ろにする


それでいいのか

離れていった掌を

僕らは知らないまま

緩やかな速度で

引き摺っていく


振り払われた

その心の痛みですら

分かち合えない程の距離なら

僕らは一体何と戦う?

切り離されたのは

心が先か感情が先か

そんな事すら分からないで


僕が君に押し付けた

言葉の意味を

君は僕に返した

行為の意味を


嗚呼、馬鹿みたいに

綺麗なままの感情は

何時だって足をとる

まるで気付けと言わんばかりに


嗚呼、まるで、馬鹿だ。


それでもそれでいいと

そう言って笑ってくれよ