口には出来ない事を

多く飲み干してまで

苦しみが喉を詰まらせる

君の言葉には頷けないさ


その口の中には

許せない言葉ばかり

僕の瞳に映る物も

僕の耳に届く物も

何一つ響きやしない

いっそ手駒の一つなら

生きやすかっただろうに


差し伸べられた最善も

掬いあげられた救済も

全部全部投げ捨てて

僕が僕として前を向けたら

君が僕としての全てを

許してくれたなら


詰まりそうな喉の奥の

その本音を引き摺り出して

泣き出しそうな子供の手を引いて

笑う事が出来たのだろうか


何一つ許せない子供の僕を

君はまた笑って

許してくれるのだろうか