嘘を伝えないで

優しいなら

本当だけを口にして


泣かないで

だけど辛いなら

そんなに笑わないで

苦しいだけの言葉なら

知らないふりを続けて


降り続く雨の上

立ち竦んでまで

続けないで

そんな舞台なら

いっそ飛び降りて、


終わらせてしまって

嘘だらけの世界なら

もう二度と

君と逢えないなら

そんな世界なら

何も要らない


必要な言葉を並べて

本当だけの信じて

笑っていられるなら

僕が此処に居る事

静かに笑ってまで

泣いてしまうって

そう言って笑っておくれよ

何も返さない君の声を

僕は知りもしないで


冷たく微笑む君を

そんな雨の中で

嘘だらけにしてしまうって

怖くなってしまって


君の為の嘘だなんて

そんな嘘をついてまで

君を望んだ僕の最後を

君は笑うだろうか

それとも泣くだろうか


どうしたって分かりはしない

それでも君の為の嘘を

本当に信じていたんだ