苦し紛れの言葉で

君を傷付けた

離しきれない

そんな優しさで


そんな目で見ないで

瞳伏せてまで

君を殺めるには

あまりに近すぎた


遠ざける為の掌は

君には届かないように

知らないでほしいと

願うための両手は

何時しか君を忘れた


意味がないんだろう?

理由がないふりをして

全部上から重ねた

そんな笑い方で

泣く様な事があるなら

もう僕は、知らないと


枯れていく言葉を

君が只管嗄らして

浮かべた表情の中

微かに覗いた傷が

僕らの距離になる


瞳に溢れた希望から

零れ出す死骸を

抱きしめる程の最愛を

君は知らないだろう


僕が選んだ最善が

君が忘れたい絶望なら

どれだけの幸せを渡せただろう

それでも僕は知らないまま

君の幸せの上を歩き続ける


それが幸せであるように


それが最愛であるように