貴方は何を求めて
私の解答 を口に含む
湿らせる様に
乾いた唇を寄せて
乾涸びた喉に手を添える
罅割れた世界を
貴方は知らないだろう
見失う様に暗がりを抱いて
手探りで生きるには
悲しみを零し過ぎて
貴方が望む答えを
私は何一つ持っていない
例えその唇を添えても
干上げていく水の様に
失っていくばかりの
貴方の言葉は何時だってそう
真実を語る事はない
涙を零したのだって
もう遠ざかりくすんだ過去と
鮮やかに通り過ぎた
私のいない未来の事で
檻の中で語る理想は
私の手には届かないだろうね
罅割れた事に気付かないで
貴方は檻の中で愛を囁く
淀んで見えたその言葉を
私は手離しには喜べないから
見世物の檻を壊す様に
私は貴方を突き放す
どうやったって
同じ道には立てないのだから