俯き垂れ下がる

言葉の奥底を

選んでは吐き出す

夢の続きは

何時だって白濁だ


目蓋に貼りつく

粘ついた残像が

最初を殺して立ち尽くす

都合がいいのだ誰で

焼き付いた背中が

両目から零れていく


何処へ行くんだって

何処も無いだろうが

其れだって其れを

選んできたのは

何時だって君だろう


其れは嘘であるが

本当の事である筈の

真実ですらも

何時だって殺して

それでも声をあげて

其れを両手に差し出したのは

君以外の誰でもない様に

其処にしかないもので

黒く塗りつぶしていくんだろう


差し出した両手の上に乗せた

混濁していく本音と

そうやって掌から落とした

何時だって願った筈の建前で

傷付けていくのは

君じゃなくて僕だろう


君が望んだ世界が

終わりを告げるならば

僕が望んだ世界で

終わりを告げようか


嘘の言葉が焼き付く

脳裏に差し出す花束は

誰の手にも届かないだろうけど