その硝子は何も映さない
ちらりと煌めく
嘘の様な瞳は
何も答えをくれないで
優しくはなれない
優しくは出来ない
何時だって自分の為だ
痛みを隠すことだって
何も言わないことだって
言葉を殺してまで
伝えたい感情は
きっと君に優しくない
そんな世界なら
僕は何時までも黙ったまま
その硝子は罅割れて
正しくはないんだろう
だって真直ぐには見れない
何処にもないんだろうって
その日々を指差す
何時もとは果たして
許せないモノとは
どうにもこうにも
云う事など出来ない
僕は何一つ知らないから
優しくはなれない
優しくは出来ない
どれだって其れだって
悲しくはないんだと
嘘吐く事さえ
きっと言葉はどこまでも
遠くまで飛んでいくだろうか
果てしない世界は
本当のことなど知らないまま
その奥に眠る瞳を
その瞳を優しく撫ぜる指を
僕はまだ知らない