廃れた街並みと

踏み躙った灰の色彩


それを差し出して

これを頂こうか、

利害の一致に浮かれた

その二つの瞳は濁り切って

愛は格安なのですよ

汚く擦り切れた指先ですら

神を殺してしまって


崩れた積木は

二度と戻らない夢の城

腹の中に飼っていた

本当の心は歯形に塗れて

バラバラになってしまえば

何だって分からないだろう?


だって夢の話なら

誰にだって出来るのさ

足跡だらけの正しさと

手形だらけの間違いに

手を伸ばしたのは君が先だって

云わなくたって分かってるだろう?


廃れた街並みに落ちていく

嘘は誰の為でもないのさ


天秤にかけたしまえば

誰だって自由になれるだろう

その皿の上で踊っているのは

見下したと思いこんだ君だろう?


誰も彼も愛を売りさばいて

見晴らしのいい夢を生きるふりしてさ

肝心な事は全部全部殺したあとなのにね