俯いて願いを選ぶ

僕の腕を取って

もう止めにしようかと

君は分からないまま

消えていく声を奪った


何も変わらないから

優しいままでいたくて

涙を拭う様に

狂ったリズムで

一人踊り続けた


疲れ果てて

動けなくなる頃には

歯車は軋んでしまう

鈍く照り返した

鉄の色に目蓋を伏せた


何も知りたくはなかった

笑えないんだよ、

知っていたくせに。

温い体温を分け合う様に

手を取ることを躊躇わず

僕の先を歩く君が


どうしてか泣いてる気がして、

そうして僕は、僕を。


変わってしまう事を

怖がるように腕を振り払って

狂い始めたリズムの中

君は知っていたんだろう?

最後の瞬間まで


美しく笑ったまま。