最後を辿る

夢の続きは

閉じた目蓋の先

誰かの足跡に

土を払って

気付かないでおくれ、

その純粋な眼に

穢れを含む前に


何時からか

この心の痛みを

なぞる君の指先に

誰もが何を云わず

理解る事もないと

気付いてしまったのか

誰かの叫びが

鼓膜を劈いて

きっと腕に落ちつき

損なわれた感情の

裏側に貼り付いた

衝動を食して


それは柔らかな最後

次を選んで

前を殺した

諦めたその瞳は

罰を並べて

罪を弾いた

きっとそうやって

貴方は生きてきた

焼かれる様な痛みも

殺めたその心も

何一つ失うことなく

優しい言葉で

誰よりも残酷に


明日を願うのでしょう。