また明日。
さようなら。
それっきりの
世界の果て
電車のドアに消えた
君の声みたいに
まるで、最初から
なかったみたいだ。
希望論の様な
意味のない言葉を
理由をつけて
一つ二つ並べた
さようなら。
さようなら。
遮断機の向こうで
君が手を振る
伸びた爪が、
僕を裏切った様で
また明日。
それっきり。
呼吸をする事すら
苦しくなるんだ
揺れ動く電車の
終点に僕の姿はなくて
枯れてしまった落ち葉は
踏まれてしまうんだ
嗚呼、ほら。
街が朝日に溶けていく
もう何も見えない事も
忘れてしまう事も
きっと何一つ知らなくていい
詰まった喉の奥で
笑えない冗談だって
笑ってしまえばいいさ。
さようなら。
たった、それだけで。