僕は君を置いていく

拙い歌は夢の様で

解けた糸は

緩やかに嚥下した


もう逢えないでしょう。

それでもいいのだと

笑えるまでは

きっと日常は変わらず

不変的な愛で


それではまた。

さよならの言葉を残して

走り去るその背中を

僕は見ているだけで


そこに残った夢の残骸に

意味もなく悲しくなって

泣き出してしまうんだ

古いフィルムの中で

手を振り笑う君は

もう何処にもいないけど


僕は君と生きるだろう。

じゃあね、と

終わり始める意識は

白くぼやけたまま


何も見なくていいですよ。って

笑い合う事も忘れてしまっても