そこに映らない

歪んだ箱庭

目蓋の奥に潜む

言葉には気付けないで


青い鳥は何時だって

這い蹲る様に翼を汚して

翠の瞳を瞬かせて

手折る様に心を閉ざした


願わないほうが

楽に呼吸出来る気がして

それでも開いてしまった

世界は夢を殺して

黄色く弾けた

どの言葉も聞こえないしないんだ

赤くなる視界に

バラバラに砕けた心は

足蹴にされては泣き喚く


誰のせいでもないと

耳を塞ぐように銃を持って

染み付いた雑音に

君の言葉を一つ落として


笑えよ、


そうすれば僕は

また此処から逃げ出して

翼を折る様に

走り出すというのに


嗚呼、此処は箱庭だ。


歪んで出口も見えない、

哀しい箱庭なんだ。