絶望の淵に

笑みを浮かべながら


きっと、それはそう。


愛おしいと嘯いた

誤魔化しきれない

何時かの憧憬も

嘘を吐き出した焦燥も

痛みを伴いながら

淡く零れ出した

色彩は涙を流す


誰の為でもない

暗く影を落とす

目蓋の奥底で

貴方は其れを

強く抱きしめた


次いで踊る貴方の背に

諦めの視線と慟哭を


何もかも忘れてしまうなら

きっと貴方は

思い出に変わるでしょう。


忘れられないなら

きっと貴方は

何一つ救われない

私の愛に沈むのです。